株式会社Colorkrewは、スケジュール調整やフリーアドレスで人を探す時間、備品管理や郵便物送付などのスキマ仕事を「名もなき仕事」と呼び、これを削減すべく、ビジネスコンシェルジュツール「Mamoru Biz」を提供しています。2018年にリリースされた同ツールは、2021年10月に導入企業400社を突破し、売上は前年比200%増となりました。
10月29日にアップデートを行う予定の「Mamoru Biz」。今回は、アップデート内容も含め、同ツールを紹介していきましょう。
「Mamoru Biz」の機能
昨今のテレワーク普及により、オフィスワークとテレワークを融合させた「ハイブリッドワーク」が新たな働き方のひとつになっています。これに伴い、フリーアドレス化を進める企業も多く、新しいオフィスでの「名もなき仕事」が課題となっているようです。
そんな課題を解決してくれそうなのが「Mamoru Biz」。まずは、「WEB座席表」機能で誰がどこにいるかを探す手間を省きます。同機能では、オフィスレイアウト図面をそのまま使ってWEB座席表を作成可能。ユーザーは、座席やスペース用のQRコードを読み取るだけで人がいる場所を把握できるようです。
また、ユーザーを一覧表示するリスト機能、最大1ヵ月の出社予定を管理できる座席予約機能、6ヶ月先の会議室予約、オープンスペースなどの一元管理、座席やスペースの利用状況・予約状況を可視化するレポート機能もあります。
この他、Office 365のOutlookと連携して、人と会議室の空き状況から最適な時間をレコメンドしたり、社内外の人とのアポ調整をしたりする「スケジューラー」機能や、資産品・貸出品のQRコードを読み取るだけの「備品管理」機能、データと宛先を指定するだけでリアルな郵便物を送付する「郵便」機能、社内での支払いをキャッシュレスにする「社内決済」機能など、ヒト・モノ・カネに関するオフィスの「名もなき仕事」の削減をサポートする機能が豊富です。
アップデート内容は?
そんな「Mamoru Biz」が10月29日にアップデートを実施予定。これにより、Microsoft Teamsのプレゼンスと連携し、現在状況(連絡可能や離席中など)の把握を簡単に行うことができるようになるようです。確認したい相手は先述のリスト機能から絞り込んで一覧で確認できるため、チームメンバーなど複数人の状況把握もスムーズになるといいます。
また、リスト機能の中に「予約情報」機能が追加予定。これにより、カスタムグループ、部署、ユーザー名で絞り込みを行い、指定期間の座席とスペースの予約状況を一覧表示できるようになります。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/165304
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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