iOS15.2で「緊急SOS」に変更、通報発信までのカウントダウンが8秒に

iOS15.2 パブリックベータ 緊急SOS
 
iOS15.2のベータ、パブリックベータでは、iPhoneの「緊急SOS」機能のメニューに変更が加えられ、発信までのカウントダウン時間が延長されています。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS15.2パブリックベータのものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。

従来はサイドボタン5回押し、音量との同時長押しで通報

開発者向けにリリースされたiOS15.2ベータと、登録ユーザー向けのiOS15.2パブリックベータでは、「設定」アプリの「緊急SOS」のメニューに変更が加えられています。
 
iOS15.1では、「サイドボタンで通報」メニューから、サイドボタン(iPhone8以前のトップボタン)を素早く5回押す方法と、サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しし続ける方法での緊急通報をまとめて設定可能となっています。
 
この機能を有効にしている場合、サイドボタンを素早く5回押すと3秒のカウントダウン、サイドボタンと音量ボタンの同時長押しの場合は5秒のカウントダウンが表示された後、緊急通報先に発信します。

iOS15.2ではカウントダウンが8秒に、メニューが独立

iOS15.2のベータ、パブリックベータでは「長押しして通報」と「5回押して通報」が独立して設定可能となってます。
 
iOS15.2 パブリックベータ 緊急SOS
 
「長押しして通報」を有効にした場合、サイドボタンと音量ボタンを長押しし続けると、8秒のカウントダウンの後に緊急通報先に発信します。有効にしていない場合は、電源オフと緊急通報のスライダが表示されます。
 
「5回押して通報」を有効にしていると、サイドボタンを素早く5回押すと8秒のカウントダウンの後に緊急通報先に発信します。無効にしている場合は、こちらも電源オフと緊急通報のスライダが表示されます。

カウントダウン時の警報音と誤発信に注意を

いずれかの機能を有効にした状態で「カウントダウンで音を出す」がオンになっていると、カウントダウンの際に非常に大きな音が出ますので、ご注意ください。
 
万が一の時のために使い方を把握しておくのは大切ですが、間違って緊急通報先に発信してしまわないようにご注意ください
 
なお、「設定」アプリの「アクセシビリティ」>「ショートカット」で、サイドボタンをトリプルクリックすることで一部の機能を簡単に呼び出すことができます。
 
 
Source:Apple
(hato)

 
 


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