株式会社HIKKYは、バーチャル空間での音楽即売会として、2020年8月に「MusicVket 1」、2021年3月に「MusicVket 2」を開催。そしてこのたび、2021年11月6日~14日の9日間、第3弾となる「MusicVket 3」を開催すると発表し、会場や出展企業などの最新情報を公開しました。なお、バーチャル空間での同人誌展示即売会「ComicVket 2」も同時開催されるようです。
ネオン輝く高層ビル群の中には……
「MusicVket 3」は、「New type Culture Fes!!」をテーマに、「音楽即売会の楽しさ」と「バーチャルならではの体験」の両立を目指すといいます。バーチャルならではの24時間いつでもどこからでもアクセスできる利便性と、デザインの自由度の高い会場がもたらすワクワク感で、「音楽即売会の新しいカタチ」を体現していくとのことです。
今回の会場は「サイバーシティ」をイメージした設計。ネオン輝く高層ビル群の中には、作品の視聴・購入ができる試聴機スペースや、マイクや楽器を持ったり投げ銭をしたりできるライブスペース、音楽を聴きながら休憩できるバースペースなどが存在します。
ブラウザ会場では、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」も含めたオリジナルアバター計9種の中から好きなアバターを選んで会場を周遊することが可能。また、参加者同士はボイスチャットによるコミュニケーションも取れるとのことです。
出展企業・IP・アーティスト発表!
「MusicVket 3」には、269の一般サークルと、16の企業・IP・アーティストが出展予定。その一部を簡単に紹介しましょう。
注目は、株式会社LDH JAPAN所属のクリエイティブユニット「PKCZ®」。ブースでは先日リリースされた楽曲「煩悩解放運動(REO REMIX)」のインスト・アカペラ素材を無料先行配布し、世界中のクリエイターたちに向けてリミックスコンテストを実施します。加えて、11月13日に開催される公式配信イベント「MusicVket Night」にも出演し、LIVE DJ SETを配信するようです。
また、株式会社日本HPによるHMD「HP Reverb G2」の黄金の特大サイズ3Dモデルの展示も要チェック。このHMDの中に入ることができるといいます。
この他、2021年8月に設立されたバーチャル・エイベックス株式会社のVirtual Artist Unit「まりなす」、SANYOのアイマリンプロジェクトのアイマリン、第1弾から参加し、アバターなどの販売も行っている「聖飢魔Ⅱ」など豪華な顔ぶれがそろいました。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/165560
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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