2×4サイズの紙管でDIYがめっちゃ手軽になる!

おうち時間の増加で人気となったDIY。ひと昔前までは敷居が高かったDIYですが、そのハードルを下げてくれたきっかけは、もしかしたら2×4(ツーバイフォー)材と組み合わせて使うジョイントパーツ類の登場にあるかもしれません。好みの2×4材をホームセンターでカットしてもらったら、あとはパーツに差し込んでいけばOK。特別な工具を使うことなく、ちょっとした家具や棚が作れるのは確かに手軽だし、何より楽しい!

ただ、人によっては近くにホームセンターがないなど、2×4材を買いに行くことすら難しいケースもありますよね。何か代わりになる材料があればいいのに…。そんな声に応えるべく登場したのが、2×4材と同じように活用できるペーパーベースの新素材「KALQUM(カルクム)」(2000円)です。

「KALQUM」は、一般的な2×4材よりも軽く、加工性に優れたDIYの材料です。サイズは38×89mmで1本あたりの長さはおよそ2500mm。いうなれば2×4サイズで作られた硬質ペーパーチューブで、およそ5mmほどの厚みがあります。

DIY材料として市販の2×4材用パーツと組み合わせることで、棚やテーブル、ベッドなど、さまざまな家具類の製作が可能。用途に合わせてカットしたり、孔を開けてビス止めしたりできるのも一般的な2×4材と同様です。

とりわけうれしいのは、その軽さ。市販の2×4材(長さ2438mm)の重さは、SPF材で約2.9kg前後、ホワイトウッドで約3.9kg前後。資材の扱いに不慣れなDIY初心者が実際に手にしてみると、「アレ?意外と重い…」と感じることも。

これに対して「KALQUM」は、ほぼ同程度の長さで約2.2kgという軽さを実現。一般的な2×4材と比べておよそ25~44%も軽いため、持ち運びも取り扱いもラクラク。カット時におがくずなどの粉塵が舞い散ることもなく、作業しやすい点もポイントです。

“ペーパー素材で軽い”と聞けば強度が気になりますが、「KALQUM」は曲げ試験で87kg、圧縮試験で684kg、製品圧縮試験で1064kgという強度を実現。一般家庭で使う家具を作るには十分な強度を備えています。塗料を使って好みの色を塗ってもいいし、お気に入りの壁紙を貼り付けてもいい。自分だけのオリジナル家具が、さらに気軽に作れますよ。

ちなみにそれぞれの家具を作るのに必要な材料の目安としては、幅120×奥行き44.5×高さ44cmのベンチ1台なら、おおよそ2本分。幅66×奥行き48×高さ86cmのソーホースを2台作るなら、3本と1/4ほどあれば作れる計算でしょうか。

手軽な紙製2×4材で親子合作のDIYを楽しむなんて、いいかもしれませんね。

>> オンリースタイル「KALQUM」

<文/&GP>

 

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