Microsoft、Chromebook対抗のWindows 11 SEを発表

Windows 11 SE搭載のSurface Laptop SEの画像
 
教育分野を中心に勢力を伸ばすChromebookに対抗すべく、Microsoftが「Windows 11 SE」を発表しました。
 
このOSを搭載したノートPCである「Surface Laptop SE」も発表され、日本でも発売予定です。

教育分野向けOSのWindows 11 SE

Windows 11 SE教育分野での普及を狙ったOSです。
 
特徴としては、
 

  • 学生が勉強に集中できるシンプルな環境
  • セキュリティ性が高い
  • 導入や管理が容易

 
といった点が挙げられています。
 
基本的に動作するアプリはWebブラウザのEdgeまたはChrome上のものだけとなっており、Chrome OSに近いコンセプトです。
 
WordやExcelといったMicrosoft 365がバンドルされていることから、ネット接続がない環境でも学生は勉強や宿題などをこなすことができます。
 
後述するWindows 11 SE搭載デバイスが安価で提供されていることから、OSのライセンス料も安く設定されていると考えられます

Surface Laptop SEが30,580円で提供

このWindows 11 SEを搭載したSurface Laptop SEも同時に発表されました。
 
11.6インチディスプレイ搭載のノートPCで、最大16時間駆動のバッテリーや、720pのHDカメラを搭載しています。
 
CPUはCeleron N4020/N4120、RAMは4GB/8GB、ストレージは64GB/128GBのeMMCです。
 
価格はMicrosoftのホームページで30,580円(税込)とされていますが、どのスペックのモデルなのかは不明です。
 
日本での発売は2022年前半とされています。

 
 
Source: Microsoft (1), (2) via 9to5Google
(ハウザー)


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