半導体大手のTSMC(台湾セミコンダクター)が、熊本県への半導体工場新設を正式発表しました。
発表によると、TSMCは22〜28nmプロセスを皮切りとした半導体の製造受託サービスを提供する子会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing」(JASM)を設立し、熊本県に新工場を建設。このJASMにソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)が5億ドル(約570億円)を出資し、SSSが20%未満の株式を取得する少数株主となります。
同工場の建設開始は2022年を予定し、2024年末までの生産開始を目指します。約1500人の先端技術に通じた人材の雇用を創出し、月間生産能力は4万5000枚(300mmウェーハ)を見込んでいます。
当初の設備投資額は約70億ドル(約8000億円)となる見込みで、日本政府から強力な支援を受ける前提で検討しているとのこと。
(Source:TSMC、ソニーセミコンダクタソリューションズ。Engadget日本版より転載)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/11/10/tsmc-sony/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Engadget Japanese
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