2021年度上半期国内スマホ出荷、半数超が5G対応。シェア1位はApple〜MM総研

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MM総研は11月11日、2021年度上期(2021年4月〜9月)の国内携帯電話端末の出荷台数の調査結果を発表しました。スマートフォン出荷台数は前年度同期比9.3%増で、5G対応スマートフォンがスマートフォン出荷台数の52.6%に達しています。メーカー別ではiPhoneが10期連続の1位でした。

5Gスマホがスマホ出荷台数の半数を超える

2021年度上期の携帯電話総出荷台数は1611.5万台で、前年度同期比10.5%の増加でした。そのうち、スマートフォンが全体の91.4%を占める1472.4万台で、前年度同期比9.3%増加しています。フィーチャーフォンは139.1万台(25.7%増)でした。
 
SIMフリースマートフォンが267.1万台(前年度同期比29.7%増)で、スマートフォンの18.1%に相当します。
 
5G対応スマートフォンは774.8万台(586.9%増)で、スマートフォン全体の52.6%と過半数となっています。なお、2021年5月に発表された2020年度通期(2020年4月〜2021年3月)の調査結果では5Gスマートフォンの占める割合は33.6%でした。

スマホメーカー別出荷台数シェア、Appleが10期連続1位

2021年度上期におけるメーカー別のスマートフォン出荷台数シェア1位はApple(iPhone)でした。Appleは、上期実績として10期連続で1位を獲得しています。
 
2位以下は、ソニー、シャープ、Samsung、OPPO、FCNT(旧 富士通コネクテッドテクノロジーズ)と続いています。
 
MM総研 「2021年度上期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」
 

2021年度通期はスマホ出荷の65.7%が5G対応に

MM総研は、2021年度通期(2021年4月〜2022年3月)の総出荷台数は3,672万台(前年度比4.6%増)、そのうちスマートフォンは3,393万台(前年度比3.6%増)、5Gスマートフォンは2,230万台でスマートフォン全体に占める割合は65.7%になると予測しています。
 
2025年にはスマートフォン出荷台数が3,494万台となり、すべてが5G対応になる、とMM総研は予測しています。
 
2021年度の携帯電話市場は、3Gサービス終了に伴うフィーチャーフォンユーザーによるスマートフォンへの買い替え需要、各社の新料金サービス、楽天モバイルユーザーの増加などが出荷台数増加の追い上げとなる一方、世界的な半導体不足による伸び悩みの懸念もあります。
 
2021年10月以降に販売される端末がSIMロック原則禁止となったことを受けてMM総研は、キャリアで購入したスマートフォンに他社のSIMを挿して使えるため、携帯電話の市場構造が変化する可能性がある、ともMM総研は予測しています。
 
 
Source:MM総研
(hato)
 
 


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