2021年第3四半期(2021年7月〜9月)の日本国内における携帯電話/スマートフォン出荷台数を調査会社IDC Japanが発表しました。3Gサービス終了に向けた携帯各社のキャンペーンなどにより携帯電話全体で前年同期比比21.5%増の823.5万台でした。iPhoneシリーズのシェアは43.4%で、iPhone SE(第2世代)の特売、iPhone13発売により前年同期比でシェアを伸ばしています。
iPhoneはSE2の値下げ、iPhone13発売で前年同期比24.1%増
調査会社IDC Japanは11月24日、2021年第3四半期(2021年7月〜9月)の国内携帯電話/スマートフォン出荷台数の調査結果を発表しました。
従来型携帯電話(フィーチャーフォン)とスマートフォンの合計出荷台数は、前年同期比21.5%増の823.5万台でした。
前年同期比で出荷台数が伸びた要因についてIDC Japanは、2022年からの3Gサービス終了に向けた、キャリア各社による4Gや5G対応機種への乗り換え支援を挙げています。
iPhoneシリーズは、携帯販売店によるiPhone SE(第2世代)の値下げキャンペーンによる出荷好調、iPhone13の発売もあり、出荷台数は前年同期比24.1%増の357.4万台となっています。なお、2020年のiPhone12シリーズは10月と11月に発売されたため、7月〜9月期には含まれていません。
Androidスマートフォンも、一部のベンダーが部材不足の影響を受けたものの、3G終了に向けたキャンペーン、中国系ベンダーの好調により、出荷台数は前年同期比22.3%増の456.9万台でした。
iPhoneのシェアは43.4%、前年同期比0.9ポイントの伸び
2021年第3四半期の携帯電話・スマートフォンの国内出荷台数をベンダー別に見ると、Appleが前年同期からシェアをさらに0.9ポイント伸ばし、43.4%でトップでした。
2位以下は、京セラ(シェア11.8%)、ソニー(同10.9%)、Samsung(同8.1%)、シャープ(同8.0%)と続いています。
スマートフォンに限った出荷台数は814.2万台で、前年同期比23.1%の増加でした。スマートフォンに限ると、Appleのシェアは43.9%となります。
2021年10月〜12月、部材不足の影響が拡大か
2021年第4四半期(10月〜12月)には、部材不足の影響が大きくなり、各社の出荷や新モデルの価格に大きく影響する可能性がある、とIDC Japanのマーケットアナリスト井辺将史氏はコメントしています。
Source:IDC Japan
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-421771/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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