シンプル&上品な国産スニーカーが防水になってソールも交換可能に!

スニーカーって、どれほど気に入って大事に履いていても、ソールが削れてしまえば捨てざるを得ないのが悲しいところ。ですが、国産スニーカーブランド・ブルーオーバーがブランド立ち上げ10周年を記念に開発したクラフトスニーカー「みんなのマイキー」(2万7500円)なら、革靴やブーツのようにソール交換が可能。しかもアッパー材には半永久的に防水機能を保つレザーを使用しているから、ずっとずっと、長く履けます。

「みんなのマイキー」のベースとなっているのは、ブルーオーバーのブランド立ち上げ当初から人気の続く定番モデル「マイキー」。パーツのつなぎ目をなくした一枚革のシンプルなアッパーデザインを採用しつつ、スニーカーとしてのディテールも残しているのが特徴で、履きこむほどに自分の足のカタチに馴染む経年変化を楽しむことができるのが魅力。

今回新登場の「みんなのマイキー」は、この「マイキー」のソールを交換可能にし、さらにアッパーは老舗タンナーと作り上げたオリジナルの防水ヌバックを採用しています。

スニーカーはソールが削れれば廃棄する消耗品、という概念を覆すソール交換を可能にしたのは、アッパーとソールを張り合わせる方法に、紳士靴などに見られるマッケイ製法を採用したこと。

多くのスニーカーは、アッパーとソールを接着材で張り合わせるセメンテッド製法を採用しており、この製法の場合、ソールを交換しようとすると接着をはがすときにアッパーが破損してしまい、履けなくなるため、ソールが削れてくればスニーカーごと破棄することになります。

これに対し、「みんなのマイキー」に採用されているマッケイ製法は“あいなか”と呼ばれる板状のパーツをアッパーと縫い合わせ、そこにソールを張り合わせるという手法。“あいなか”とソールをはがしさえすればアッパーは破損しないため、何度でもソール交換が可能なのです。

またアッパー材として使用しているヌバックレザーには、銀面にテフロンなどを吹き付ける撥水加工ではなく、鞣し工程の段階で防水加脂材を加えることで、素材そのものが水を通さない機能を備えています。そのため革が残存するかぎり、半永久的に防水機能を保つことができます。

カラーバリエーションは、ブラックとグレーの2色展開で、サイズは24.5cmから1cm刻みで28.5cmまで、計5サイズが用意されています。

長く履けて、革靴やブーツのように育てる楽しさが味わえるクラフトスニーカーって、スニーカー好きにはたまらないですよね。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

>> ブルーオーバー

<文/&GP>

 

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