1月中旬まで売り切れ状態となっているAppleの「ポリッシングクロス」ですが、なぜ1,980円(税込)もするのでしょうか?
一躍人気商品に
10月の新製品発表イベントの開催に伴い、単体での販売が始まった「ポリッシングクロス」ですが、発売すぐに11月末まで売り切れになったと思うと、その後待ち時間が「10〜12週間」まで延長されるに至り、一躍人気商品となりました。
Appleデバイス分解で知られるiFixitが分解を試みるなど、“ただの布”にしてはプレミアム感が強い取り扱われ方がされてきましたが、これには製品の価格設定と大きな関係があるようです。
素晴らしい購入体験を演出するため?
米国では19ドルで販売されているポリッシングクロスは、9の数字で終わる価格で販売されることが多いApple製品として王道を歩んでいると言えます。
19ドル(日本では1,980円)のポリッシングクロスは端数価格となっており、消費者に安さを印象づける効果があるとされています。
加えて、19ドルという価格は、競合製品と比べて割高であり、プレミアム製品であるというイメージを与えるといいます。
「Appleは、消費者が常にいい気分でいられるようにしたいと思っているようです」と、コンサルタント会社UpCountingのアビル・サイード氏はコメントしています。
19ドルという価格設定のポリッシングクロスは、消費者が安いと感じると同時にプレミアム感を与えてくれる、というのがサイード氏の見方です。
Source:Business Insider, WSJ
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-422982/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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