SUPに付けてもダイビング時にも使えるウォータージェットシステム、日本初上陸

カヤックやSUP、ダイビングをはじめとする水辺のアクティビティ。水の中を自由に駆けめぐるのは楽しいけれど、「最近、ちょっとスタミナに自信がなくて」という人もいるかもしれません。

「非日常の冒険は楽しみたいけど、ほんのちょっとだけラクしたい」なんて本格志向のアウトドアマンにとっては少々邪道かもしれないけれど、体力にあまり自信がなくても自然に親しみたいという人だって少なくないはず。

そこで紹介したいのが、この冬日本初上陸となるオーストリア生まれの多目的ウォータージェットシステム 「SCUBAJET(スクーバジェット)」(27万6100円〜40万1500円)。なんの変哲もないカヤックやSUPが、いきなりジェット付きのギアに早変わり!って、一体どういうこと?


ざっくり説明すると、この「SCUBAJET」とは、手持ちのアイテムに加えることで、水上・水中での移動に適度な推進力をプラスできる外付けタイプの電動ジェット。世界初の多目的ウォータージェットシステムとして2016年にクラウドファンディングに登場、世界中のユーザーからパワフルな動力性能と高い堅牢性、高性能バッテリーが評価されています。

普段使っているSUPやカヤックのボディに取り付けるだけで、いつものギアがウォータージェット搭載の電動モビリティへとグレードアップ。電動ジェットのパワフルな推進力で、手漕ぎしなくても目的のスポットまでスムーズに到着できます。

また手持ちで使えば、水中のダイビングやシュノーケルでも効率的な移動が可能、お目当てのポイントまでスピーディに移動できるのは、泳力に自信がない人にとっては助かりますよね。

ラインナップはまずバッテリー容量別に、200Whの「SCUBAJET PRO」と、400Whの「SCUBAJET PRO XR」の2タイプに分かれていて、それぞれ水上での使用に向く「Overwater Kit」と、水中での使用に向く「Underwater Kit」を用意。

「Overwater Kit」には腕時計型のリモコンとSUPへの装着に使うフィンボックスアダプターを標準で付属、「Underwater Kit」には手持ちできるリモコン付きのハンドルが付属します。

いずれのキットとも、ノーマルタイプのバッテリー以外に、機内持ち込みできる「SMART BATTERY」をチョイスすることが可能。また同時発売のオプションとして、カヤックやボートに装着するための「RUDDER ADAPTER」(4万9500円)が用意されており、今後は予備バッテリーやカメラマウント、1500lm照度のLEDライト、各種アタッチメントなど、多彩なオプションも登場予定です。

本体ハウジングは耐食性の高いアルミニウム合金製で、水深定格は業界最高水準とされる水深60m。直径80mmのコンパクトなボディに、水上11km/h、水中7.2km/hで連続駆動できるパワフルな高性能モーターを搭載します。

最長駆動時間は「SCUBAJET PRO Overwater Kit」が2時間、「SCUBAJET PRO Underwater Kit」が1.5時間。「SCUBAJET PRO XR Overwater Kit」で4時間、「SCUBAJET PRO XR Underwater Kit」で2.5時間が目安になります。

正規販売代理店として国内での販売取り扱いを行うのは、“ウォータースポーツを身近に”をコンセプトに世界中のユニークなギアを提案するNTL。1月21日の発売に先駆けて、現在同社オンラインストアで先行予約を受付中です。泳力や体力にあまり自信がない人でも普段と違った疾走感が楽しめると聞けば、ちょっと試してみたくなりますよね。

>> NTL「SCUBAJET」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆木目調とブラックのバイカラーで大人っぽくSUPデビューしてみない?
◆もしもの海釣り事故に備えて救助用ロープを備えるのはアリ!
◆仏海軍“戦闘ダイバー部隊”と共同開発したチューダーの新作ダイバーズ


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA