ミラーレス一眼で動画撮るなら高性能なマイク使って音も良くしよう!

昨今のミラーレス一眼カメラは高い動画性能もセールスポイントのひとつ。思い出を残すための撮影に限らず、動画配信サイトへの投稿や、企業においてもPRのためのインタビュー動画を自前で撮影したりと、よりハイクオリティな撮影へのニーズが高まっています。そんな時に、カメラ単体だけだとちょっと物足りなくなるのが録音品質。

TASCAM(タスカム)より発売されるのは、ミラーレスカメラにマイクをXLR入力できるように拡張するマイクアダプター「CA-XLR2d」(各6万5780円)。キヤノン、富士フイルム、ニコンとの共同開発による製品で、より高音質な音声データを撮影後の同期作業いらずで収録できるようになります。

プロ向けのマイク入力端子である“XLR端子”は、一般的なミラーレスカメラには搭載されていませんが、この「CA-XLR2d」は、ミラーレスカメラに、そのXLR入力を拡張するもの。キヤノンのカメラ向けの「CA-XLR2d-C」と、富士フイルムのカメラ向けの「CA-XLR2d-F」がラインナップしています。

カメラ上部のホットシューに装着し、別途用意したプロ用のガンマイクやステレオマイクにより、高品質の音声収録が実現。

マイクからアナログ入力された音声は、内臓の高性能ADコンバーターによりデジタル変換。TASCAMならではの高性能マイクプリアンプ“HDDA”も搭載し、低ノイズかつ広いダイナミックレンジを持つ、ハイクオリティの音声に。

音声データは、直接動画ファイルそのものに書き込まれるため、音声と映像を同期させる編集作業も必要ありません。

動作のための電力はホットシューを介してカメラから供給されるため、別途電源ケーブルなどが不要で取り回しもコンパクトで快適という利点も。

ニコンのカメラユーザーならこちら、「CA-XLR2D-AN」(6万280円)もラインナップ。単三電池を使用するバッテリーボックスとコールドシューマウントアダプターを装着し、ステレオミニケーブルによるアナログ音声伝送を行うもの。ニコンのミラーレスカメラ各種での動作確認済み。

音声品質がアップすれば、視聴者・顧客の反応ももちろん向上し、メッセージもより明確に伝わるはず。カメラやレンズの次は音声にこだわってみましょう。

>> TASCAM「CA-XLR2d」

<文/&GP>

 

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