脱炭素を目指し競合2社が共創!「アディダス×オールバーズ」が示す新たな環境問題への取り組み

環境を守るために二酸化炭素(CO2)排出量を減らすことは、現代人の誰もが無視できない命題。世界中の各企業もさまざまなカーボンニュートラル(脱炭素)対策に取り組んでいます。

そんな中、アディダスとオールバーズという競合関係にあるふたつのスポーツブランドがタッグを組み“競争から共創へ”という理念のもとに生み出したのが「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」(1万3500円)。1足あたりわずか2.94kg CO2eという、世界で最も低いカーボンフットプリント(温室効果ガスの量)のランニングシューズです。

カーボンフットプリントとは、原材料の調達から製造、輸送、使用時、廃棄・リサイクルに至るまでライフサイクル全体を通して排出された“温室効果ガスの量”のこと。

このカーボンフットプリントを限りなく減らすべく作られた「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、アディダスの既存のランニング フットウエア「adizero RC3(アディゼロ RC3)」に比べて63%もの削減を実現しています。

大きな特徴は、ミッドソール素材。アディダスのランニングシューズにも採用されている“LIGHTSTRIKE(ライトストライク)”をベースに、オールバーズの技術によるサトウキビ生まれの“SweetFoam(スウィートフォーム)”で再構築しています。

軽くて弾むような履き心地をもたらすこの低炭素の天然素材EVAミッドソールには、両ブランドのロゴとともに、“CO2e”のラベリングをデザイン。

また、アッパーには、77%のリサイクルポリエステルと木材パルプから作られた天然素材テンセルを23%使用した、新たに開発した素材を採用。軽量で、高いパフォーマンスを発揮します。

このシューズの製造時だけでなく、パッケージ、輸送、使用時、使用後の過程まですべてを含めて、1足あたりカーボンフットプリント2.94kg CO2eを実現しており、これは両ブランドのプロダクトみならず、世界で最も低いカーボンフットプリントのランニングシューズとなるそう。

オールホワイトのデザインもクリーンな印象で、まさに、地球の未来と2社の取り組みを象徴する1足です。世界限定1万足での発売で、日本では12月15日よりアディダスブランドセンターRAYARD MIYASHITA PARK店頭にて発売中。また、2022年春には、4つのカラーラインナップで発売予定です。

>> アディダス×オールバーズ「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」

<文/&GP>

 

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