スマートスピーカー“中興の祖”とも言うべき、Google Home Miniの販売が正式に終了しました。
スマートスピーカー市場の潮流を作ったモデル
2017年にGoogle Pixel 2/XL、Google Home Maxとともに発売された、小型スマートスピーカーGoogle Home Miniが公式オンラインストアで在庫切れとなり、入手できなくなっていることが分かりました。
6,600円(税込:米国では50ドル)と比較的安価で入手できるほか、発売当初よりYouTubeやSpotifyの加入者向けキャンペーンで割引販売やプレゼント特典となることが多かったため、スマートスピーカー市場の興隆に一躍買ったのは間違いありません。
2019年に日本国内で行われた調査(MMD研究所調べ)でも、Google Home Miniを所有しているユーザーは33.1%と、トップのAmazon Echo(35.6%)に肉薄する所持率でした。
2020年にAppleが高価なHomePodの販売を終了し、安価で小型なHomePod miniへの注力を決定したことを思えば、コストパフォーマンスで勝負したGoogle Home Miniがいかにスマートスピーカー市場で強い影響力を持っていたかが分かるというものでしょう。
AppleもHomePod miniで巻き返しへ
2017年から4年以上発売されてきたGoogle Home Miniですが、現在は実質的な後継機種のGoogle Nest Miniがその座を引き継いでいます。Nestモデルはスピーカーやマイクの音質向上、近接センサーと、同じエントリーモデルながらHome Miniから大きく進化しています。
ちなみに、HomePodでは苦戦したAppleも、HomePod miniに一本化したことで、2021年第3四半期(7月〜9月)にはNest Miniに次いで売れたモデルとなったことが分かっています。
Source:9to5Google
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-428212/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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