Appleと協業中のサプライヤーが、マイクロOLED用FMMに追加投資

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韓国メディアThe Elecが、APS Holdingsが有機EL(OLED)用ファインメタルマスク(FMM)事業に600億ウォン(約58億円)を投資すると報じました。OLED用FMMは現在、大日本印刷と凸版印刷が市場をおさえていると同メディアは説明しています。

AppleがOLED用FMMのサンプル提供依頼

The Elecは2021年9月に、Appleが仮想現実(VR)デバイス用マイクロOLED用FMMのサンプル提供をAPS Holdingsに依頼したと伝えていました。
 
また、米eMaginマイクロOLED用FMMの開発をAppleと共同で行っているようです。
 
APS HoldingsにおけるOLEDおよびマイクロOLED用FMMの開発は、子会社であるAPS Materialsが担っています。
 
APS Holdingsは新規株式と社債を発行して600億ウォン(約58億円)を調達し、その資金を全てOLED用FMM事業に投資すると、The Elecは報じています。

大日本印刷と凸版印刷が多くのシェアを持つ市場

OLED用FMM市場は大日本印刷と凸版印刷がおさえており、韓国企業は苦戦を強いられていることから、価格先着を含めて競争力を高める必要があるとThe Elecは伝えています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)


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