ワークウエアがアウトドアクロージングとして市民権を得て久しい昨今、次のトレンドを模索している方も多いのでは? そんなネクストブレイクの一つと目されているのが、フィッシングブランドの手掛けるフィールドウエアたち。
荒天でも確実に身体を守る機能性にくわえ、ファッション的にも注目すべきアイテムについて、アウトドアもたしなむスタイリストの宇田川雄一さんに話を聞きました。
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
▲衣服内の蒸れを外部に放出し、雨風を防ぐ透湿防水素材「レインマックス」を採用した、「レインマックス ウィンタースーツ DW-3521」(2万5850円)
&GP:ここ数年、ワークウエアを上手にアウトドア使いするひとが増えています。
宇田川さん:「ワークマンなどの作業服系アイテムの手頃な価格と機能性が評価され、お気に入りを宝探しのように見つけ出すことがカルチャーとして定着しました」
&GP:今回は釣りロケということで、宇田川さんは釣具のトップブランドDAIWA(ダイワ)のアウターを着ています。
宇田川さん:「DAIWA の新作、『レインマックス ウィンタースーツ』です」
▲前たてには雨樋のような折返しが設けられ、水や風をウエア内に侵入させない工夫がなされている
&GP:機能面でフィッシングブランドは、文句のつけようのないスペックのアパレルを多数ラインアップしています。
宇田川さん:「ダイワの透湿防水素材レインマックスに、インサレーション(中綿)を組み合わせた冬用ジャケットで、実際に釣り場に立つとウエア内に水や風を侵入させない気配りが随所に施されていることを実感できます」
▲フードの角度調整ができるだけでなく、雨の水が目の前に落ちないような形状になっている
&GP:雨が降ると魚の活性が上がるので、多少の雨はむしろチャンス、防水性能はかなり重要です。
宇田川さん:「防水性だけでなく、肌の当たる部分や体幹部には肌触りが良く保温性の高いフリース素材を使用するなど、作り込みはさすがフィッシングブランドの最新作だと感じます」
▲体幹部には保温性の高い素材を採用。高性能インサレーションとの組み合わせで、スタイリスト界きっての寒がりで知られる宇田川さんも納得の暖かさ
&GP:色使いも、これまでのフィッシングウエアの文脈とは違うようです。キャメル系カラーのボトムスと合わせた宇田川さんからは、釣りウエアとは思えないおしゃれオーラを感じます。
宇田川さん:「同色系のシンプルな色使いで、大人っぽい洗練したデザインに落とし込んでいますよね。ややオーバーサイズを選べば、レイヤリングもしやすくトレンド感も出るので、キャンプ使いにもオススメできます」
▲財布やスマホを収納できるインナーポケット。このあたりのディテールの抜かりなさはさすが
&GP:キャンプに着て行きたくなるような、絶妙なオシャレ感を漂わせたフィッシングウエアって多くはなさそうですよね。
宇田川さん:「アウトドアウエアの最新トレンドの一つは、レトロな色合いを切り替えしたオールドスクールなもので、どちらかと言えばおしゃれ上級者向け。これくらいシンプルな方がボトムスとも合わせやすいし、どんな体型でもシュッとしたシルエットを作りやすいんです」
アーバンから釣り場、キャンプサイトへとシームレスに着回せる「レインマックス ウィンタージャケット」は、もっていて損のない一着です。
>> DAIWA「レインマックス ウィンタースーツ DW-3521」
<取材・文/杉山元洋 写真/田口陽介>
杉山元洋|自転車やSuperCubなどの二輪車と大衆酒場を愛する、下町育ちの編集者兼ライター。男性情報誌、ビジネス、生活情報、グルメなど、幅広い分野の雑誌・ウェブ記事制作に携わる。Instagramアカウント:xcub_redbear
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/422753/
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