ワークウエアがアウトドアクロージングとして市民権を得て久しい昨今、次のトレンドを模索している方も多いのでは? そんなネクストブレイクの一つと目されているのが、フィッシングブランドの手掛けるフィールドウエアたち。
荒天でも確実に身体を守る機能性にくわえ、ファッション的にも注目すべきアイテムについて、アウトドアもたしなむスタイリストの宇田川雄一さんに話を聞きました。
&GP:ここ数年、ワークウエアを上手にアウトドア使いするひとが増えています。
宇田川さん:「ワークマンなどの作業服系アイテムの手頃な価格と機能性が評価され、お気に入りを宝探しのように見つけ出すことがカルチャーとして定着しました」
&GP:今回は釣りロケということで、宇田川さんは釣具のトップブランドDAIWA(ダイワ)のアウターを着ています。
宇田川さん:「DAIWA の新作、『レインマックス ウィンタースーツ』です」
&GP:機能面でフィッシングブランドは、文句のつけようのないスペックのアパレルを多数ラインアップしています。
宇田川さん:「ダイワの透湿防水素材レインマックスに、インサレーション(中綿)を組み合わせた冬用ジャケットで、実際に釣り場に立つとウエア内に水や風を侵入させない気配りが随所に施されていることを実感できます」
&GP:雨が降ると魚の活性が上がるので、多少の雨はむしろチャンス、防水性能はかなり重要です。
宇田川さん:「防水性だけでなく、肌の当たる部分や体幹部には肌触りが良く保温性の高いフリース素材を使用するなど、作り込みはさすがフィッシングブランドの最新作だと感じます」
&GP:色使いも、これまでのフィッシングウエアの文脈とは違うようです。キャメル系カラーのボトムスと合わせた宇田川さんからは、釣りウエアとは思えないおしゃれオーラを感じます。
宇田川さん:「同色系のシンプルな色使いで、大人っぽい洗練したデザインに落とし込んでいますよね。ややオーバーサイズを選べば、レイヤリングもしやすくトレンド感も出るので、キャンプ使いにもオススメできます」
&GP:キャンプに着て行きたくなるような、絶妙なオシャレ感を漂わせたフィッシングウエアって多くはなさそうですよね。
宇田川さん:「アウトドアウエアの最新トレンドの一つは、レトロな色合いを切り替えしたオールドスクールなもので、どちらかと言えばおしゃれ上級者向け。これくらいシンプルな方がボトムスとも合わせやすいし、どんな体型でもシュッとしたシルエットを作りやすいんです」
アーバンから釣り場、キャンプサイトへとシームレスに着回せる「レインマックス ウィンタージャケット」は、もっていて損のない一着です。
>> DAIWA「レインマックス ウィンタースーツ DW-3521」
<取材・文/杉山元洋 写真/田口陽介>
杉山元洋|自転車やSuperCubなどの二輪車と大衆酒場を愛する、下町育ちの編集者兼ライター。男性情報誌、ビジネス、生活情報、グルメなど、幅広い分野の雑誌・ウェブ記事制作に携わる。Instagramアカウント:xcub_redbear
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/422753/
- Source:&GP
- Author:&GP