リサイクル素材の使用やサステナビリティへの取り組みなど、地球環境への配慮やその持続性を重視したり、前面に打ち出したアイテムやガジェットを発表する企業は増加の一途を辿っています。
スイス発の老舗ウォッチブランド・ORIS（オリス）は10年以上前から環境美化や保全に取り組んでいた、いわば先駆け的な存在。1月下旬より発売がスタートする「BigCrown」の最新コレクション「BigCrown×Cervo Volante（ビッククラウン×チェルボボランテ）」（25万3000円）も、その姿勢をしっかりと表現。自然界のバランス維持を目的とした“個体数調整のための害獣駆除（狩猟）”を行っている企業・チェルボボランテより提供された野生の赤鹿の革をベルトに用いた機械式腕時計です。
野生の赤鹿の革は切り傷や擦り傷、打撲の跡などひとつひとつに個性が備わっているのが特徴。これをスイス国内に残る鞣し工場で化学物質を使わないタンニン鞣（なめ）しを施した後、腕時計用のストラップに加工。
自然環境に優しい製造工程を経ているだけでなく、独特の風合いを備えた高いデザイン性も実現しています。カラーはダークブラウン、オークブラウン、コニャックの3色で、いずれかひとつをチョイスできます。
38mm径の時計ケースはステンレススチール製で、風防は両面ドーム型・内面無反射加工のサファイアクリスタルを採用（5気圧防水）。ムーブメントは機械式（自動巻き）のOris754（SW200-1をベース）を搭載し、毎時2万8800振動・26石によるなめらかな針の動きとパワーリザーブ38時間の長時間駆動を両立。
緻密な機構の動きは、シースルーのケースバックからいつでも閲覧することができます。ダイヤルカラーはグレー、ブルー、グリーンの3種類です。
腕時計本体と合わせて、赤鹿の革を使用したトラベルポーチとカードケースが同梱されるエクストラなセットとなっているのも嬉しいポイントといえそう。落ち着きのある大人の佇まいが魅力的なオリスの新作ウォッチで、サステナビリティもさりげなく左腕に演出してみてはいかが？
>>Oris
＜文／&GP＞
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/424701/
- Source:＆GP
- Author:＆GP
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