開発者向けにリリースされたiOS15.3ベータ2では、iCloudプライベートリレーが無効になっている場合の説明文が変更されています。モバイル通信、Wi-Fiネットワークごとにプライベートリレーのオン/オフを設定する方法もご紹介します。
キャリアの設定とユーザーによる変更に対応した文言に変更
iCloudプライベートリレーは、SafariでのWebブラウジング時に、通信をAppleのサーバー経由にすることでユーザーの追跡を防ぐ、iOS15で導入されたプライバシー機能です。
1月13日未明に開発者向けにリリースされたiOS15.3ベータ2では、iCloudプライベートリレーが利用不可になっている場合の説明文が変更されている、とMacRumorsが報じています。
従来は「ご利用の通信プランは、iCloudプライベートリレーに対応していません」としていた説明が「ご利用の通信プランが対応していないか、モバイル通信の設定でオフになっています」に変更されており、ユーザーがオフにした場合を想定した内容となっています。
米T-Mobileの一部ユーザーにおいて、プライベートリレーが強制的に無効になる問題が発生していましたが、これはiOS15.2のバグだった模様です。
モバイル通信、Wi-Fiネットワークごとに設定変更可能
モバイルデータ通信利用時のプライベートリレーの設定は、「設定」アプリの「モバイル通信」>「通信のオプション」で「IPアドレスのトラッキングを制限」で変更できます。
プライベートリレーは、Wi-Fiネットワークごとに設定することもできます。「設定」アプリの「Wi-Fi」で設定を変更したいネットワークを選び「i」マークをタップして「IPアドレスのトラッキングを制限」のトグルボタンをオン(緑)にすると、IPアドレスによるトラッキング(追跡)を制限できます。
Source:MacRumors
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-432305/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania