米T-Mobileが、iCoudプライベートリレーが無効化される問題はiOS15.2のバグであり、自社でブロックしているわけではないと説明しています。ただし、海外メディアからは疑問の声もあがっています。
欧州に続いて強制ブロック?と話題に
SafariでのWebブラウジング時にユーザーの追跡を防止するiOS15の新機能iCloudプライベートリレーが、強制的に無効化されていると米T-Mobileの一部ユーザーが報告していました。
おりしも、ヨーロッパの携帯キャリアがiCloudプライベートリレーへの反対を表明し、ブロックに踏み切っていた時期だけに、米T-Mobileも同機能をブロックしはじめたのではないかとみられていました。
T-Mobile「iOS15.2のバグ」と説明もメディアからは疑問の声
米T-MobileはBloombergなどのメディアに対して「調査の結果、一部のユーザーでiCloudプライベートリレーがデフォルトでオフになる問題は、iOS15.2のバグであり、T-Mobileに限った問題ではないことが判明しました。この問題はAppleに報告済みです。当社はiCloudプライベートリレーをブロックしていません」とコメントしています。
T-Mobile: “Overnight our team identified that in the 15.2 iOS release, some device settings default to the feature being toggled off. We have shared this with Apple. This is not specific to T-Mobile. Again though, we have not broadly blocked iCloud Private”
— Mark Gurman (@markgurman) January 11, 2022
しかし、9to5MacやiDrop Newsが検証した結果、T-Mobileが説明するように同機能がデフォルトでオフになる現象が再現できないことから、T-Mobileの説明はかならずしも正確ではないのではないか、と指摘しています。
なお、Appleは開発者向けにリリースしたiOS15.3ベータ2で、iCloudプライベートリレーが利用できない場合の説明文を変更しています。
Source:9to5Mac, iDrop News
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-432313/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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