株式会社ウーブは、コラボできるオンラインホワイトボードとしてiPadアプリ「Limeboard(ライムボード)」のパブリックβ版を2020年7月にリリース。その後、ユーザーフィードバックをもとに改善・アップデートを続け、このたび正式版をリリースしました。
同アプリは、手書き情報とデジタルコンテンツを融合したビジュアル体験で創造力向上をサポート。アイデアを可視化して新たなインスピレーションを得たい人や、複雑な情報を正確かつわかりやすく説明したい人などにおすすめです。
3つの新機能追加。デジタルならではの体験も
正式版では新たに3つの新機能が登場しました。
ひとつが 「ボード・イン・ボード」。同アプリは縦横無限に広がるボード上でアイデアを可視化できますが、そのボード上にもうひとつボードを作ることが可能になりました。ボードに階層構造を持たせることで、これまでの無限キャンバスとは違った視覚的・空間的表現ができるようになり、思考をそのままiPad上に再現できるといいます。
また、アイデアなどを書き込んだボード上に付箋・画像・リンクの追加が可能に。とくに、リンクの貼り付けは、リアルなホワイトボードでは実現できない新たな体験を生みそうです。さらに、ボード上にYouTubeを貼り付け、アプリ内で再生することもできるようになりました。
コラボ機能やカスタマイズ機能にも注目
同アプリは、β版のころから複数人のリアルタイムコラボを実現しています。この「コラボ機能」により、テキストチャットだけでは伝わらない情報を正確かつ分かりやすく説明できるため、チームでのクリエイティブワークにおける共通認識を育むことができるでしょう。
また、12色のテーマカラーからカスタマイズ可能。好みやモチベーションによってアプリの表情を変えることで創造力を刺激するといいます。
思考整理ノートやお絵かきコラボ、ブレインストーミングなど多様な使い方ができる同アプリ。まだ眠っている自分の創造力を呼び覚ますことができるかもしれません。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/171696
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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