GoogleがQRコード誤変換問題を修正~カレンダー予定の読み取りには問題が残る

QRコードの画像
 
Googleカメラアプリを使ってQRコードを読み取った際、URLを誤変換してしまう問題が報告されていましたが、Googleが問題解決のためアップデートを配信しました。
 
しかしながら、修正後のGoogleカメラアプリでもカレンダー予定QRコードを誤変換する問題が残っているようです。

QRコード誤変換問題のためGoogleカメラ/レンズアプリがアップデートされる

この問題はGoogleカメラアプリでURLを示すQRコードを読み取った際、読み取りの失敗を自動修正しようとして逆に誤ったURLに変換してしまうというものです。
 
影響を受けるのはGoogleのPixelシリーズに加え、新たにAndroid 11およびAndroid 12を搭載した一部のOnePlus製スマートフォンも含まれることがわかりました。
 
Googleはこの問題に対して素早く対応し、GoogleカメラアプリとGoogleレンズアプリの修正版をリリース済みです。
 
QRコードの誤変換規則を利用したフィッシングサイトの登場が懸念されていただけに、ユーザーにとっては一安心といったところでしょうか。
 
QRコードを使った犯罪については、アメリカ連邦捜査局(FBI)が注意を喚起する発表をおこなっています。

カレンダー予定のQRコード読み取りには問題が残る

しかしながら、アップデート後のGoogleカメラアプリでもカレンダー予定を含むQRコードの読み取りに問題が残っているようです。
 
具体的には、
 

  • QRコード上の日付よりも1カ月遅い日付で読み込まれる
  • タイムゾーンを無視する

 
といった現象が確認されています。
 
人の目では解釈できないQRコードだけに、重要なカレンダー予定をQRコードで読み取る際は注意した方がよさそうです。

 
 
Source: 9to5Google, Android Police
(ハウザー)


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