2021年第4四半期(10月~12月)のタブレット市場の統計が発表され、AppleのiPadがシェア首位を維持したことがわかりました。
その他のメーカーのなかでは、Surfaceシリーズが好調のMicrosoftが初めて5位にランクインしています。
部品不足のために大きく出荷台数が減少したタブレット市場
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第4四半期に出荷されたタブレットデバイスは前年同期比25%減の4,670万台でした。
この大幅な減少の原因は部品不足にあります。
タブレットデバイスメーカーは、在宅勤務などの需要に合わせ、限られた部品をノートPCの生産に優先的に回したため、需要はあっても在庫が足りずに出荷台数が伸びなかったとのことです。
2022年第1四半期(1月~3月)には部品の供給状況が改善されるとみられますが、消費者がほしくても手に入らないタブレットデバイスをすでに見限り、需要が落ちてしまっている可能性もあります。
Appleが首位を維持、Microsoftが初めて5位に
メーカー別シェアでは、AppleのiPadが31%のシェアで首位の座を維持しました。
Appleの出荷台数は前年同期比で21%減であったものの、市場平均よりは減少率が低かったため、シェアを1%ポイント伸ばしています。
また、新しいSurfaceシリーズの発売によりビジネス向けのニーズに対応したMicrosoftが史上初めて5位にランクインしました。
Microsoftの出荷台数は前年同期比-1%の190万台です。
Source: Strategy Analytics
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-435249/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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