ゲームデバイスと言われて、PlayStationやXbox、あるいはゲーミングPCを思い浮かべる人は、もはや少数派なのかもしれません。調査の結果、ビデオゲームを楽しむデバイスとして、スマートフォンを挙げる消費者が最多を占めることが分かりました。
スマートフォンが1位に
Statista Global Consumer Surveyが全米7,000人以上の成人に調査を行った結果、対象者のうち54%が普段スマートフォンを使ってゲームをプレイしているそうです。一方で、PlayStationやXboxといったゲームコンソールを普段使用しているのは35%、PCやラップトップは32%に留まりました。
ここで注目したいのは、Smart TV(17%)、Apple TVやChromecastといったストリーミングデバイス(10%)を使用しているユーザーが一定数いることです。
例えば、2019年に提供が始まったサブスクリプション型ゲームサービスApple Arcadeは、iOS製品だけではなく、Apple TVを通して大画面でプレイすることが可能です。Apple Storeでも公式に販売されている「SteelSeries Nimbus+」など、MFi対応したコントローラーを使えば、ゲームコンソールでプレイする環境とほぼ違いはないでしょう。
旧来の枠に囚われないMicrosoft
Xboxを展開しているMicrosoftも、スマートフォンやストリーミングデバイスの台頭に手をこまねいているわけではありません。
サブスクリプションの「Xbox Game Pass」は、Xboxの筐体なしでもPCで利用可能なオプションが存在しますし、Xbox Game Pass Ultimate会員向けのProject xCloudなら、クラウドを使ってスマートフォンでXboxゲームが遊べます。
さらにMicrosoftは先日、約700億ドル(約8兆円)でゲーム大手Activision Blizzardを買収すると発表、今後も一層存在感を強めていくことが予想されます。
Source:Statista
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-435513/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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