初キャンプではテント付属の簡素なペグをそのまま使っていたけど、何度かテント泊を経験していくうちに「ちょっといいペグ欲しいな」と考えはじめたりしますよね。素材や形状、価格などを調べまくって、「よし!このペグ買うぞ」と決めたところでふとぶち当たるのが「何cmのペグを何本揃えておけばいいのか」という問題です。
ド正論でいえば使うテントやタープのサイズ、さらに天候や地面の状態に合わせて使い分けたいところだけれど、予算上ちょっと難しい。状況に合わせて長さを変えられたらいいけど、それはさすがにムリだよね…なんて思っていたら、なんとMakuakeにパーツの組み合わせによって長さを変えられる変幻自在のペグを発見。
町工場と共同開発したというマルチな多機能ペグ「TSUNAGU(ツナグ)」(20cmセット 7800円~ 2月3日現在)として、2月27日まで応援購入を受け付けています。
ごくざっくり説明するとこの「TSUNAGU」とは、上部から順にヘッド、シャフト、ニードルと3つの部分に分けられる分割式ペグ。ヘッドは文字通りハンマーをつかって打ち込む部分で、先端の尖ったニードルは地面に打ち込まれる部分、これにシャフトを必要数組み合わせることで、長さを自在に延長できるという仕組みです。
具体的には、最小構成となる「ヘッド+シャフト+ニードル」で長さ20.5cm。ここにシャフトを1本追加した「ヘッド+シャフト×2本+ニードル」の場合は長さ32.5cm。さらにもう1本シャフトを追加した「ヘッド+シャフト×3本+ニードル」の場合は長さ44.5cmとなるという具合。パーツ同士の接続はネジ込み式で、特別な工具は不要です。
素材は強度に優れ耐久性の高いステンレスを使用。分割されることによる強度不足が気になる人もいるかもしれませんが、ステンレスの強度は素材によって決まるもので、分割それ自体によって弱まることはないのだそう。もちろん接続部分に集中して力をかけるような使い方はお勧めできませんが、まっすぐ打ち込む分には問題なしと考えて良さそうです。
またこれも気になる1本あたりの重量ですが、長さ20.5cmで86g、44.5cmで178gとこちらもまずまずといったところ。むしろ天候や路面状態に合わせて追加調整できることを考えると、「念のため長い方も持って行こうかな」がなくなる分だけ装備が少なくなるかもしれません。
また分割可能なギミックを活用したアレンジの可能性があるのも面白いところ。例えば既製の金具をシャフトとヘッドの間に挟んでランタンフックとして使うこともできるし、メッシュ状の焚き火シートを挟み込めば簡易的な焚き火台として使うことも。オプションパーツの発売は現時点では未定ですが、今後ユーザーの要望に応じてさまざまなパーツの開発を検討しているとのこと。
Makuakeでの購入は6本単位になっていて、例えば20cmセット(7800円~ 同)はヘッドとシャフト、ニードル各6個で構成。32cmセット(9600円~ 同)はヘッドとニードルが各6個、シャフトが12本。44cmセット(1万1400円~ 同)はヘッドとニードルが各6個、シャフトが18本。
いずれのセットにも携帯・収納に便利なポーチとリボルバーユニットが付属します。また追加や予備のためのシャフト(6本 1800円)、リボルバーユニット(1650円)の単品コースや、まとめて購入したい人のためのセット(20cm×12本セット 1万4000円)もラインナップ。製品のお届けは6月を予定しています。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/429614/
- Source:&GP
- Author:&GP
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