長引くコロナ禍で、なかなか高齢の家族と会えないという人もいるのではないでしょうか。オンラインツールを使ってコミュニケーションを取りたくても、ツールをうまく使いこなせない高齢者も少なくありません。
そんななか、株式会社チカク(以下、チカク)は、介護施設を対象に、開発中の「オンライン面会用テレビ電話」機器一式の無償貸出の受付を開始。複雑な設定や操作なしで高齢者とのコミュニケーションを楽しめます。
高齢者のために作られた「オンライン面会用テレビ電話」
ITが苦手な高齢者向けに開発された、「オンライン面会用テレビ電話」。他のツールと異なり、Wi-Fiなどのインターネット接続環境が一切不要で、テレビと貸出機器一式を接続するだけで利用できます。
テレビリモコンで操作できるため、施設職員の負担も少なく、利用者と家族が自由にオンライン面会を楽しむことが可能です。
貸出期間は、2022年3月31日(木)までの予定。メールで申し込み後、オンライン説明会への参加を経て、機器一式を借りることができるとのことです。
高齢化社会の課題解決を目指す「チカク」
本プロダクトを開発したチカクは、“シニア・ファースト”を掲げるエイジテック企業。
スマホアプリで撮影した子どもの動画や写真を、実家のテレビに直接送信し高齢の親に視聴してもらえる「まごチャンネル」など、パソコンやスマホを持たないシニア世代に向けたサービスを開発・販売しています。
同社は、今後も高齢化社会の課題解決に貢献していくとしています。
(文・和泉ゆかり)
- Original:https://techable.jp/archives/172775
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:izumiyama
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