もうかさばらない! 象印、マイボトルを店舗保管・ロッカーでドリンク受け取りの新サービス実証

繰り返し使えてゴミを減らせるサステナブルなマイボトル。環境にやさしい反面、持ち運びの重さや使用後の洗浄など、ユーザーにとって不便に感じる点もあるようです。

そこで象印マホービン株式会社(以下、象印)は、マイボトルを店舗で洗浄・保管し、注文時に飲料を入れた状態で提供するサービス「ZOJIRUSHI MY BOTTLE CLOAK(象印マイボトルクローク)」の実証実験を開始します。

この取り組みを通じ、マイボトルの継続利用および新規ユーザー獲得を促進することで、循環型社会の実現を目指すとのことです。

スマホで注文・決済し、ロッカーなどで受け取る

同サービスは、LINE公式アカウントから注文・決済した飲み物が入ったマイボトルを専用ロッカーまたは店頭で受け取れるというもの。ロッカーでの受け取り時は、LINEに送られてくるQRコードで解錠します。使用後のマイボトルをロッカーまたは店頭に預けると、店舗で洗浄して次回注文時まで保管するという仕組みです。

ユーザーは、初回利用時にLINE公式アカウントを友だち登録し、保温・保冷に優れた専用ステンレスボトル(税込2500円)を購入。以降、ふた(天面)と本体底面にシリアル番号・QRコードが印字されたこのボトルをマイボトルとして利用します。

なお、受取予定時間から30分を経過した商品は店舗で廃棄されることや、決済はPayPayのみ対応ということなどが留意点でしょう。

同サービスは、2月15日(火)~4月30日(土)に神戸市の「神戸萩原珈琲 127番地」にて、3月1日(火)~4月30日(土)に大阪市のシアトルズベストコーヒー 淀屋橋住友ビル店にて実証実験を実施します。

マイボトルを通じた象印の取り組み

100年以上にわたり“まほうびん”を作り続けてきた象印は、2006年よりマイボトルを通じた持続可能なライフスタイルを提案してきました。

そのなかで、まほうびんの“心臓”とも言われる「真空層」わずか1ミリへの挑戦、しずくが飛ぶのを防ぐキャップ構造の工夫など、こだわりのものづくりを継続しています。

また、カフェなどの加盟店でマイボトルに飲み物を入れてもらえるサービス「給茶スポット」など、地域社会と連携した取り組みも展開中です。

今回検証されるサービスが実現することで、おいしい飲み物を手軽に楽しめ、かつ環境にもやさしい取り組みへとつながっていくでしょう。

PR TIMES
「ZOJIRUSHI MY BOTTLE CLOAK」サービスサイト
象印マホービン株式会社

(文・Higuchi)


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