株式会社palanは、ノーコードでWebARを作成できるサービス「palanAR(パラナル)」を提供中。2019年のサービス開始以来、6000以上のARが作成されました。
そしてこのたび、「palanAR」に“ぬり絵素材”をAR表示できる新機能を追加。自身で塗ったぬり絵が画面上で動きだすという不思議な体験ができるようです。
誰でも簡単に多様なWebARを作成可能
まずは「palanAR」について簡単に紹介しておきましょう。
同サービスは、ARで表示したい画像・動画・3Dモデルなどのファイルアップロードと、簡単な編集だけでWebARを作成できるというもの。編集ページにはライブラリがあり、そのなかの3Dモデルやエフェクトを使うこともできます。
編集画面では、AR表示するオブジェクトの位置・大きさ・角度・タッチした時のアクションなどを設定可能。画面中央に3Dモデルが表示されるため、直感的な調整が可能です。ちなみに、タッチアクションとして指定URLへの遷移などを設定できます。
こうして作成したARは、ARマーカーの読み込みはもちろんマーカーなしでも表示可能。β版ではありますが、魚のいない水槽をマーカーとして認識してARで魚の3Dモデルを表示する画像認識や、人の顔の動きとARが連動する顔認識といったユニークな表示方法もあります。
あなたのぬり絵がそのままARに
そんな「palanAR」で、自作のぬり絵をAR表示できるようになりました。
まずは、AR新規作成を選び「ぬりえAR」を選択。プロジェクト名(タイトルのようなもの)とURLを決め、テンプレートを選びます。現在テンプレートは水族館のみですが今後アップデートするとのことです。
テンプレートの絵からAR表示したいものを切り取ってアップロードし、画面に表示されているぬり絵台紙の絵と重ねるように配置します。ぬり絵台紙を印刷して自由に色を塗り、スマートフォンのカメラで読み取るとぬり絵がAR表示されるという仕組みです。
なお、作成されたARはQRコードで簡単にシェアして手軽にWebブラウザで体験できます。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/173069
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
Amazonベストセラー
Now loading...