ちょっと前まで「かわいいけれど、実用には向かない」という印象が強かったミニPCですが、昨年あたりから少し様相が変わってきました。
例えばこの2月発売のacer Revo Boxシリーズ最新モデル「RN96-F58Y」(実勢価格:10万円前後)は、片手で持てるスリム筐体に、第11世代インテル Core i5 プロセッサーをはじめとする充実のスペックをつめこんだ省スペース型PC。ファミリーとの共用はもちろんリビングでのテレワークまで、多彩に使いこなせそうな1台です。
まずは気になるサイズ感。筐体サイズは178.0×181.0mmで厚さわずか33.5mmと、ディスプレイ裏に隠れてしまうほどのミニサイズです。同梱のスタンドを使えば縦置きもできるし、付属のVESAマウントキットを使えばディスプレイの背面に取り付けてオールインワン風に使うことも可能。重量0.9kgと軽いので、アームや壁掛け金具を上手に使えば設置場所の可能性はさらに広がりそう。
筐体こそスリムですが、OSは最新Windows 11をプリインストール、CPUは第11世代インテル Core i5 プロセッサー、ストレージは高速NVMe接続 SSDを512GBを搭載するなど、充実したスペック。一般的なデスクワークなどで使うのであれば十分実用に足る性能を備えます。メモリー容量は8GBですが、目的に応じて最大32GBまで増設することも可能。メイン・プロセッサーに内蔵するインテル Iris Xe グラフィックスとともに、美麗な高精細描画を実現できます。
ネットワークは安定した高速データ通信を可能にするWi-Fi 6をサポートするほか、有線による接続にも対応するので、オンラインゲームや動画鑑賞、大容量データのやりとりにも余裕で対応。Bluetooth 5.1もサポートするのでワイヤレスイヤホンなどの使用も可能です。
また外部拡張用インターフェイスとして本体背面にUSB 3.2 Type-AポートとUSB 2.0ポートを各2つ、さらにディスプレイ出力用ポートとしてHDMIとDisplayPortも搭載するので、同時に使えばマルチディスプレイ環境の構築もOK。
本体前面には抜き差しの多いデバイスとの接続を想定してオーディオジャックとUSB 3.2 Type-A、それに急速充電に対応したUSB 3.2 Type-Cポートを装備するなど、使い勝手のいいレイアウトも高ポイント。
同梱品としてUSBキーボードとUSB光学マウスも付くので、あとはディスプレイなど映像を出力できるデバイスを用意すればOK。ただしwebカメラやマイクはつかないので、オンライン会議などで利用する場合には別途カメラやヘッドセットなどを用意してくださいね。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/431169/
- Source:&GP
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