Apple Musicなどのストリーミングサービスが利用できる中で、なぜ今初代iPodで音楽を聴くのか、テック系YouTuberが力説しています。
古いMac越しに楽曲を移す必要
登録者数25万人のテック系YouTubeチャンネルを運営するCanoopsy氏は、最新iPhoneモデルを所有しており、決してテクノロジーを忌み嫌っているわけでも懐古主義なわけでもありませんが、それでも20年前に発売された初代iPodを今でも使用しているそうです。一見時代遅れに見えるデバイスの何がそんなに良いのでしょうか?
今から10年ほど前に初代iPodをユーズドで購入してから、ずっと観賞用としてデバイスを放置していたCanoopsy氏は、最近なってバッテリーを入れ替えてみたといいます。交換プロセスは非常に簡単で、最新のバッテリー技術のおかげでオリジナルよりも持ちが良くなったとのことです。
古いデバイスは、へたったバッテリーだけでなく、接続方法も異なりやっかいです。初代iPodはFireWire接続となっていますが、現在のMacには入らないため、PowerBook G4(2001年発売)を購入し、最新Macでダウンロードした楽曲をUSBでPowerBookに移し、iTunesで初代iPodと楽曲を同期する必要があるそうです。
そんな大変な思いをしてまで初代iPodを使うのはなぜ?
Canoopsy氏いわく、まず手触りが初代iPodは他のiPodと異なるそうです。「クラシックなiPodを手に持つと、何とも言えない特別な感覚が得られる。感覚的に素晴らしい。」と同氏は述べています。
加えて、最近のレコード人気や、EarPodsをはじめとするワイヤーイヤホン熱の再燃など、音楽を美的体験として再認識する流れの中に、初代iPodも位置づけることができる、とCanoopsy氏は主張しています。つまるところ、使っていてより生活がより豊かになるとのことです。
Source:Canoopsy/YouTube
Photo:Mark Mathosian/Flickr
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-438528/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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