Apple Musicの登録者の半数以上が、映画館さながらのサウンドを体感できる空間オーディオを使用している、とApple役員が明らかにしました。
ロスレス再生は大衆向けの機能ではない?
米音楽雑誌Billboardのインタビューに答えたApple MusicとBeatsのバイス・プレジデントを務めるオリバー・シュッサー氏は、7,500万曲すべてがロスレスオーディオで再生可能である、と述べました。
業界の人々がみなロスレスに力を入れていることもあり、当社のカタログのすべて楽曲はロスレスで提供できています。ただ問題は、Bluetoothやワイヤレス接続のすべてのヘッドホンがロスレスに対応しているわけではないということです。(後略)
しかしながら、ロスレス楽曲と通常楽曲との違いはほとんどの人はわからず、ロスレスは一部のニッチな層にとって重要な、大衆向け製品ではない、とシュッサー氏は認めています。
空間オーディオは半数以上のユーザーが使用
まるで全方位から音に包み込まれるかのような感覚が得られる空間オーディオは、昨年夏のローンチからカバーコンテンツが驚異的に伸びており、今ではApple Musicユーザーの半数以上が使用しているとのことです。
現在、全世界のApple Musicの加入者の半数以上が空間オーディオで聴いており、その数は実に急速に増加しています。もっと高い数字が欲しいところですが、我々の期待を超えているのは間違いありません。
空間オーディオは、より没入感のある音楽体験を提供するだけでなく、古い楽曲の新たなオーディエンス獲得にも一役買っている、とApple Musicの編集・コンテンツ部門のグローバル責任者のレイチェル・ニューマン氏は述べています。
Source:Billboard via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-438698/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...