セイコー プロスペックスのダイバーズ「The Black Series」。その名の通り、夜の海を彷彿とさせるブラックで統一されたクールなこのシリーズより、ナイトダイビングをテーマとした「1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」（SBDX051：36万3000円）が登場しました。
ダイバーズウオッチの歴史を作ってきたアーカイブモデルのDNAを受け継ぎつつ、性能やデザインを現代的にアップデートさせています。さらに、同時発売されるシリーズ初のファブリックストラップを採用した3モデルにも注目です。
▲SBDX051
1965年に国産初のダイバーズウオッチを生み出して以来、セイコーは独自のテクノロジーを搭載したモデルを次々に発表してきました。1968年リリースのモデルでは、裏ぶたのないワンピース構造ケースに、当時は世界最高水準だった10振動ハイビートムーブメントを搭載し、300mの防水性能と高い精度を実現。
1970年にリリースしたメカニカルダイバーズは、冒険家・植村直己氏の北極圏犬ぞりの旅に携行され、過酷な環境に耐え得る高いスペックを証明しました。
新作「1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」は、その1970年のメカニカルダイバーズモデルがベース。オリジナルモデルと同じく、4時位置に設けられた“りゅうずガード”をはじめ、当時の印象的なフォルムを再現しつつ、機能面は現代的に大きくアップデートされています。風防には、内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用し、防水性能は200mの空気潜水用防水へと進化を遂げています。
ムーブメントは、雫石高級時計工房で製造される“メカニカルキャリバー8L35”を搭載。約50時間のパワーリザーブと高い耐久力を誇るダイバーズウオッチ専用のムーブメントです。
ダイヤルにデザインされた、ナイトダイビング中の海底を思わせる砂目の波紋のようなパターンも幻想的。ケースとブレスレットともにブラック硬質コーティングを施したステンレススチール製で、側面の縁を鏡面に仕上げたケースに、シリーズ初採用となるメタルブレスレットを組み合わせ、シャープな印象に仕上げています。さらに、付け替え用のブラックの強化シリコンストラップも付属しています。
▲SBDC153
同時に、1965年、1968年、1970年それぞれのアーカイブモデルを踏襲した3モデル、「1965／1968／1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」（SBDC153／SBDC155：各14万3000円、SBDC157：15万4000円）もリリース。
▲SBDC155
オリジナルデザインの特徴を生かしながら、70時間のロングパワーリザーブを誇る“キャリバー6R35”を搭載しています。
▲SBDC157
ブラックのケースには、海中を照らすライトの光から着想を得たというオレンジを差し色にプラス。インデックスと針にはセイコー独自のルミブライトを施し、暗闇に浮かび上がる3色の光によって視認性を確保します。
また、“製紐（せいちゅう）”と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたファブリックストラップをシリーズで初めて採用しているのも特徴です。こちらのモデルにもブラックの強化シリコン製ストラップを付属しています。
「1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」は世界限定1000本（うち国内100本）、「1965／1968／1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル」は世界限定各5500本（うち国内500本／300本／300本）で、すべて、3月11日より発売予定です。
>> セイコー プロスペックス「The Black Series」
＜文／&GP＞
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/432193/
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