折りたたみスマホの普及進む〜使い勝手などに独自性が必要と指摘

iPhone Fold AH
 
台湾メディアDigiTimesが、折りたたみスマートフォン出荷台数を予測しています。DigiTimesは、「折りたたみスマートフォンの出荷台数は年々増加しているが、今後の課題は折りたたみスマートフォンならではの使い勝手が必要」と指摘しています。

市場拡大が続く、折りたたみスマートフォン市場

折りたたみスマートフォン出荷台数についてDigiTimesは、2020年実績が300万台弱、2021年実績が900万台、2022年は1,900万台に達する可能性があると予測しています。
 
もっとも、スマートフォンの年間平均出荷台数14億台と比較すると、2022年の販売予測台数である1,900万台であっても、スマートフォン市場全体に占める割合は1%強に過ぎないとDigiTimesは指摘しています。
 
現在、この市場の90%以上をSamsungの折りたたみスマートフォンが占めていますが、Xiaomi、Vivo、OPPOも新型折りたたみスマートフォンを発表、競争が激化するとみられています。
 
また、GoogleAppleも折りたたみスマートフォン市場に参入すると噂されています。

折りたたみスマホ専用アプリやサービス提供が必要と指摘

折りたたみスマートフォンの普及には、折りたたみであることの価値をユーザーに提供できるかが鍵になりそうです。
 
DigiTimesは、折りたたみスマートフォンを使用中のユーザーにおいて、メインディスプレイではなくカバーディスプレイの使用頻度が高いという意見があったと述べています。
 
同メディアは、ベンダーが折りたたみスマートフォンに適したサービスやアプリを提供してユーザー体験を向上させることができれば、多くのユーザーが折りたたみスマートフォンへの乗り換えを検討すると予想しています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)


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