SalesforceのベニオフCEO、Appleでのインターシップ経験について語る

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企業向けクラウドサービスを提供するSalesforceのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は、1984年にAppleでインターンとして働いた経験があります。ベニオフ氏は最近配信されたポッドキャストの中で、同社でインターンとして働き始めた経緯と学んだことについて明かしています。

1984年、Appleのインターンとして採用される

ベニオフ氏は、Atari向けのゲームを製作、販売する会社「Liberty Software」を15歳で設立しました。この頃、彼は当時AppleのMacintosh部門のソフトウェア・エバンジェリストであったガイ・カワサキ氏に出会います。
 
南カリフォルニア大学の学生だったベニオフ氏は、Appleに就職することだけを考えておりカワサキ氏に何度も連絡していました。そして1984年、カワサキ氏は当時19歳だったベニオフ氏を夏の間、Appleのアセンブリー言語開発者のインターンとして採用します。ここで将来のCEOとなるベニオフ氏は、テクノロジービジネスで成功するための方法を学んだのです。

カワサキ氏のポッドキャストでインターンシップ時代を語る

最近配信されたカワサキ氏のポッドキャスト「Remarkable People」において、カワサキ氏はベニオフ氏にAppleでのインターンシップ経験についてインタビューしています。彼は、この時の経験が現在の起業家としての地位を築くのに役立ったと語っています。
 

私がAppleにいる間に学んだのは、偉大なテクノロジー企業は、驚くべきエネルギーと活力、そして緊迫感に満ちているということです。それと同時に、同社には素晴らしい文化がありました。Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏は皆にodwalla juice(米国のフルーツジュースブランド)を飲ませ、指圧マッサージ師が廊下を行き来してプログラマーの体をほぐしていました。

 
また、ベニオフ氏は自身のキャリアの中でジョブズ氏がメンターであり続けたと述べています。2000年代初頭、彼はジョブズ氏を訪ねアドバイスを求めたことがあります。そこでジョブズ氏は、「マーク、偉大なCEOになりたいのなら、心を込めて未来を予測しなさい」と言われたことを明かしています。
 
 
Source:Remarkable People, Salesforce via 9to5Mac
(m7000)


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