近年注目を集めるSDGs。自然分解されないプラスチックによる海洋汚染などへの影響から進められている“脱プラスチック”もSDGsにつながることのひとつ。飲食店で見かけるようになった紙製ストローもこうした脱プラスチックの一環です。
使い捨てカミソリ国内シェア1位の老舗刃物メーカー・貝印も脱プラスチックをコンセプトに、構想から約2年の歳月をかけて新製品を開発。それが、従来比で98%のプラスチックを削減した「紙カミソリ」(152円)。3月22日より全国のローソンで先行発売予定です。
ハンドル部に紙、ヘッド部を含む刃体に金属を使用することで、大幅な脱プラスチックを実現した「紙カミソリ」。環境に優しい製品で、製法は特許を取得しています。
本体重量はわずか4グラムと軽く、1本ずつ使用時に組み立てる形式のため、組み立て前のパッケージ状態は厚さわずか約5mmと持ち運びしやすいのも特徴です。
使い切りの“1Day カミソリ”のため、細菌が繁殖したり、刃がサビたりする心配がなく、洗面所を常に清潔で快適に保てます。ハンドルは紙製ですが、耐水性に優れた仕様となっており、水や約40℃のお湯に濡れても使い切りの使用には耐えられるとか。使用後は、分解せずにパッケージに入れ、各自治体指定の捨て方に従って廃棄することになります。
本体色はオーシャンブルー・ボタニカルレッド・ヒスイグリーン・サニーイエロー・サンドベージュの全5色。クラフト色と発色が鮮やかなカラーのバリエーションにより、男性・女性などの性別や年齢を問わないところもポイント。ジェンダーフリーなシンプルなデザインで、ヒゲにもボディのムダ毛剃りにも使用できます。
安価で使い切りかつ脱プラという特性は、出張時の利用からビジネスホテルのアメニティまで、かなり幅広いシーンでの需要が期待できそう。どんな剃り心地か、ちょっと試してみたくなりますね。
>> 貝印「紙カミソリ」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/434671/
- Source:&GP
- Author:&GP
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