速度もセキュリティも強化できるOrbi Proのメッシュルーターが1台から導入できるって

昨年あたりからちょくちょく話題に上るようになったメッシュWi-Fi対応ルーター。広い範囲を確実にカバーできるのは頼もしいけど、「我が家は広さ的にちょうど微妙なところなんだよね」なんて判断に迷っている人もいるかもしれません。

そこでネットギアから登場したのが「Orbi Pro WiFi 6 Mini AX1800 ルーター(SXR30-100JPS)」(2万6522円)。昨秋親機+子機の2台セットで発売された「メッシュWiFiシステム」のうち、親機1台だけを単体で導入できるモデルです。

「Orbi Pro WiFi6 Mini」は、ネットギアがビジネス向けモデルとして展開する“Orbi Pro”のエントリーシリーズ。ビジネスユースに必要な速度と安全性を低コストで確保することを目指したもので、無線LAN通信規格は高速で安定した通信環境を実現できるWi-Fi 6をサポート、2.4GHzと5GHz合わせて最速1.8Gbpsのスピードを実現できるデュアルバンド対応モデルです。

昨年11月に発売された「Orbi Pro WiFi 6 Mini AX1800 メッシュWiFiシステム(SXK30-100JPS)」(4万7161円)では、メッシュWi-Fi機能搭載のルーター(親機)とサテライト(子機)があらかじめセットになっていましたが、「まずルーターだけを単体で導入したい」というユーザーのために登場したのが、この「AX1800 ルーター」。

1台でおよそ100㎡の広範囲をカバーできるから小規模オフィスや少人数の家庭で使うのであればこれだけで十分かもしれないし、もしカバー範囲に物足りなさを感じるようなら「AX1800 メッシュWiFi 追加用サテライト(SXS30-100JPS)」(1万9181円)を追加すればOK。状況に応じてその都度導入を検討できるからムダがありません。

特にリモートワークで便利そうなのが、最大4つまでSSIDを設定できること。それぞれを仕事用、家族用、スマート家電用などに振り分けておけば、各SSIDごとにセキュリティ強度を変えて設定・管理することができるのです。

例えば仕事用のデバイスとプライベート用のデバイスを完全に分離させることもできるし、子どもの友達が持ってきたタブレットやPCがウイルスに感染していた!なんて場合も、あらかじめゲスト用SSIDを切り分けておけば影響を最小限にとどめることができて安心。オンライン会議や大容量ファイルを使ったやりとりが多いユーザーも安心、副業ワーカーなら業務ごとにSSIDを使い分けるのもいいかもしれません。

もともとはSOHOや店舗、クリニックなど小規模向けに開発されたラインアップだけあって、Facebook Wi-FiやキャプティブポータルなどのWeb認証、WPA3エンタープライズといった法人向け機能も充実、セキュリティが気になるユーザーも安心して利用できるのも心強いところ。


各種設定や稼働状況はクラウド管理ツール「Insight」を使ってアプリ経由で確認できるので、家族からの「なんだかネットが繋がらないんだけど」なんてSOSにも外出先から手軽に対応できます。

背面には1GbpsのLANポートを3つ装備しており、デバイスを有線経由で接続することも可能。こちらは定位置で使うことの多いデスクトップPCやNAS、スマートテレビなどの接続に重宝しそうです。

>> NETGEAR「Orbi 」

<文/&GP>

 

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