Googleは同社のブログにおいて、Chrome 99がSafariを抜き、Macで最速のブラウザになったと発表しました。
M1チップ上で動作するChromeは2020年後半から17カ月で43%高速化されたとのことです。
Speedometerベンチマークで300ポイントを獲得したMac版Chrome
Googleによると、Mac版のChrome 99がSpeedometer 2.0ベンチマークにおいて過去最高となる300ポイントを獲得したとのことです。
Speedometer 2.0はAppleのWebKitチームが開発したWebブラウザベンチマークです。
この結果はM1 Max(10コアCPU + 32コアGPU)と64GBのRAMを搭載した14インチMacBook Proで測定されています。
Googleは測定結果について、Chrome 99がSafariの最新版よりも7%高速で、特にグラフィック性能に関しては15%高速としています。
17カ月で43%高速化されたM1チップ用Chrome
Chrome 99の高速化は「ThinLTO」と呼ばれるコード最適化を有効にしたことで達成されました。
これは、複数のファイルやライブラリにまたがるコードをインライン化する最適化技術であるとGoogleは解説しています。
また、最近のChromeで導入された「Sparkplug」と呼ばれる新しいJavaScriptコンパイラなどもM1チップ搭載Mac上での高速化に貢献しています。
Googleによると、M1チップ上で動作するChromeブラウザは2020年後半に登場して以降、わずか17カ月で43%高速化されたとのことです。
Source: Google Chromium Blog, WebKit
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-442869/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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