さまざまなスマートフォンメーカーが端末を発売していますが、国によって最も人気のあるメーカーは異なります。
Statcounterの2022年3月の調査によると、メーカー別に見ると日本など多くの国でiPhoneがトップシェアであるものの、OS別に見るとAndroidの方が圧倒的に強いことがわかりました。
日本では70%近いシェアを誇るiPhone
Statcounterが2022年3月時点において、最もシェアの大きいスマートフォンメーカーごとに各国を色分けした世界地図が以下の図です。
灰色のAppleは日本を始め、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、北欧諸国、フランス、サウジアラビアなどでトップシェアとなっています。
2022年2月時点での日本におけるAppleのシェアは67.61%と圧倒的で、2位のソニー(10.8%)に大きな差を付けています。
Source: StatCounter Global Stats – Device Vendor Market Share
また、ロシアでもiPhoneが26.53%でトップシェアですが、Appleがロシアでの製品販売を停止したため、まもなくトップシェアではなくなる可能性が高いです。
OS別ではiOSが28.27%、Androidが70.97%
スマートフォン向けOSシェアでは2022年2月時点でiOSが28.27%、Androidが70.97%のシェアと、Androidが圧倒的に強いです。
これは、iPhoneがトップシェアであっても日本のように過半数の国ばかりではなく、OS別になるとメーカー数の多いAndroidの方が有利であることが原因としてあげられています。
以下の地図の灰色が2022年3月時点でiOSが過半数の国、黄色がAndroidが過半数の国ですが、メーカー別の地図よりも灰色の国が少なくなっていることがわかります。
さらに、iOSが過半数の国でも多くの国では日本のように圧倒的なシェアではなく、たとえばAppleの本国アメリカでもiOSのシェアは57.8%、イギリスでは53.6%です。
一方で人口の多い中国でのiOSのシェアは20.47%、インドでは3.82%に過ぎませんし、地域別でも南米では9.04%、アフリカでは14.2%しかシェアがありません。
Source: Statcounter via Neowin
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-442835/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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