iOS15.4やmacOS 12.3などのRCがリリース

9to5Mac iOS15.4
 
Appleは現地時間3月8日、開発者向けにiOS15.4、iPadOS15.4、macOS 12.3、watchOS 8.5などのリリースキャンディデート(RC)をリリースしました。正式版は来週公開予定です。

iOS15.4などの正式版は来週公開

Appleは現地時間3月8日、iOS15.4、iPadOS15.4、macOS 12.3、watchOS 8.5などのリリースキャンディデート(RC)を、開発者と登録ユーザー向けにリリースしました。
 
RCは、ベータテストの最終段階にあたる、正式版とほぼ同等の内容のバージョンです。
 
Appleは、各OSの正式バージョンを来週公開すると発表しています

 

iOS15.4:マスク着用で顔認証可能に

iOS15.4は、iPhone12シリーズ、iPhone13シリーズでマスクを着用したままFace IDによるユーザー認証が可能になり、iPhoneのロック解除だけでなくApple Payでの支払いなどができます。
 
多くの絵文字が追加され、iPhone XS/XS Max/XR、iPhone11以降のモデルではオフラインでもSiriが日時を教えてくれるようになります。アメリカ英語版のSiriには、第5の声も追加されます
 
FaceTimeでは、対応アプリからSharePlayを直接呼び出せるようになります。

 

iPadOS15.4:音量ボタンに変化

iPadOS15.4では、iOS15.4の新機能に加えて、macOS 12.3をインストールしたMacとシームレスに連携できるユニバーサルコントロールに対応します。
 
また、iPadを回転させた時に、音量の上下ボタンが位置に応じて自動で入れ替わるようになります。対応モデルは、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第4世代、第5世代)、iPad Air(2、第3世代、第4世代)とiPad Proです。
 
この機能は、2021年に発売されたiPad mini(第6世代)で先行して対応しています
 

 

macOS 12.3:M1 MacとAirPodsで空間オーディオ

macOS Monterey 12.3では、上述のユニバーサルコントロールに対応し、MacとiPadのどちらからでも文字入力やドラッグ&ドロップ操作が可能です。
 
M1シリーズ搭載Macに、対応するAirPodsシリーズを接続すると、Apple Musicで空間オーディオのダイナミックヘッドトラッキングが利用可能です。

watchOS8.5、tvOS15.4、HomePod15.4のRCも

Apple Watch用のwatchOS8.5のRC、Apple TV用のtvOS15.4、HomePod用のHomePod15.4のRCもそれぞれリリースされています。
 
watchOS8.5は目立った新機能の追加はなく、バグ修正が中心のアップデートとみられます。
 
tvOS15.4、HomePod15.4では、ホテルやカフェで利用されているキャプティブWi-FiネットワークにApple TVとHomePodを追加可能になります。
 
このほか、Apple TVのメニュー画面が一部変更されます。

 
 
Source:9to5Mac (1), (2), (3), (4)
(hato)


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