ロシア政府、Appleなどの事業を停止した企業の資産を国有化することを計画

ロシアの画像
 
海外企業の事業停止が相次ぐロシアで、そのような企業の資産を国有化する計画が進められているとのことです。
 
対象にはApple、Microsoft、トヨタなどが含まれています。

事業を停止した非友好国企業の資産を国有化する計画

The Washington PostやCNNの報道によると、ロシア政府がロシアでの事業を停止した海外企業の資産を国有化する計画を進めているとのことです。
 
資産の国有化は、非友好国が25%以上を有し、ロシアで事業を停止した企業に適用されます。
 
これは倒産を防ぎ雇用を守るためにおこなうとされており、該当企業が残した工場や店舗を外部管理し、その後オークションにかけるとのことです。
 
CNNによると対象企業にはApple、Microsoft、IBMといったテック企業に加え、BPやShellなどの石油関連企業、トヨタやPorscheといった自動車メーカーなども含まれています。
 
対象となった企業が国有化を免れるには、裁判所の命令から5日以内に事業を再開するか、事業活動と雇用を維持する方法で資産を売却する必要があります。

多くの海外企業が事業を停止するロシア

ロシアでは多くの海外企業が事業を停止しています。
 
Appleはロシアでの製品販売を停止し、GoogleもロシアにおけるPlay Storeでのアプリ購入や課金を停止しました。
 
Appleは2022年2月時点で、ロシアスマートフォン市場においてシェア首位でした。

 
 
Source: The Washington Post, CNN via AppleInsider
(ハウザー)


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