暮らしを疑似体験できるバーチャルモデルハウス誕生。その先の“メタバース住宅”とは?

JIBUN HAUS.株式会社(以下、ジブンハウス)とスパイラルセンス株式会社は、仮想空間上で暮らしの疑似体験ができるバーチャルモデルハウスを3月15日(火)にリリースしました。

リアルなモデルハウスでは難しい見学体験を実現するとともに、未来の“メタバース住宅”を見据えたプロダクトとなっています。

ゲームのように自由に動き、自由に変える

このバーチャルモデルハウスは、ゲーム開発ツール「Unreal Engine」を活用し、高品質な3DCGでジブンハウスの規格住宅を内部まで再現。見学者は、ゲームコントローラーを使って家の中や外を自由に歩き回ったり、照明をつけたり、蛇口から水をだしたりと、リアルな住宅見学同様の体験ができます。

また、リアルな住宅見学では難しい体験も可能に。たとえば、壁紙や家具の色味を変えたり、昼・夜や天候を切り替えたりと、1度のリアル見学では体験できない装飾や環境の変化を再現します。

見学時は、身長170cmほどの人の目線で設定されていますが、子どもや高齢者の目線に変えることも可能。さまざまなライフスタイルを想定した家づくりを実現します。

このバーチャルモデルハウスは今後、加盟パートナー工務店へ展開し、各店の端末で体験可能になるようです。

“メタバース住宅事業”を見据えて

ジブンハウスは、このバーチャルモデルハウス提供の先に、住宅の3DCGモデルをインターネット上で販売する“メタバース住宅事業”を見据えているといいます。

メタバース住宅事業とは、遠くに住む両親と過ごしたり、自分の趣味を追求したりできる自由な住処をメタバース上に建てられるというものです。

家族がメタバース上の家に集まり、家づくりのこだわりなどを共有することで現実の家づくりの可能性も広げていく、そんなバーチャルとリアルが融合した家づくりが実現するかもしれませんね。

ジブンハウスの事業展開

ジブンハウスは、テクノロジーを駆使して、自分らしい暮らしや生き方を見つけられる規格住宅を提供するハウジングテック企業。「ジブンらしさを表現できる家づくり」を実現するデザイン規格住宅ブランド「ジブンハウス」を中心に事業を展開しています。

「ジブンハウス」事業では、オンライン上で住宅シリーズ・間取り・オプションの選択や資料請求などが完結するサービス「スマートカスタム住宅」を展開中。同サービスでは、VR内覧やユーザーの選択に合わせたリアルタイム見積もりなどを提供し、安心・納得の家づくりをサポートしています。なお、加盟店数は全国約140以上。

また「スマートカスタム住宅」で提供する住宅には、mui Lab株式会社の木製インターフェイス「muiボード」が標準装備されているのもポイント。自然とテクノロジーが調和した暮らしを提案しています。

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JIBUN HAUS.株式会社

(文・Higuchi)


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