5Gスマホの価格帯が約2万円まで下がる~北米や西欧、中国では70%以上が5G対応

5G対応iPhone
 
5G通信に対応したスマートフォンの価格帯が150ドル(約18,000円)まで下がってきたそうです。
 
これにより世界中で5G通信対応スマートフォンの普及が進み、2022年1月に北米や西欧、中国といった地域で販売されたスマートフォンの70%以上が5G通信対応でした。

価格が下がり普及が進む5G通信対応スマホ

調査会社のCounterpointによると、2022年1月の時点で5G通信対応スマートフォンの価格が150ドル(約18,000円)から250ドル(約30,000円)の価格帯まで下がってきました
 
これはMediaTekやQualcommがAndroidスマートフォン向けに安価な5G通信対応システム・オン・チップ(SoC)を提供しているためです。
 
価格が下がったことから販売台数が増え、2022年1月に中国で販売されたスマートフォンのうち84%以上が5G通信対応スマートフォンであり、北米(73%)や西欧(76%)でも70%を超えました
 
この結果、2022年1月に5G通信対応スマートフォンの出荷台数が初めて4G通信対応スマートフォンの出荷台数を超えたとのことです。
 
Counterpointによる4Gスマホと5Gスマホの販売割合の推移
 
Strategy Analyticsは2021年第4四半期(10月~12月)に5G通信対応端末の出荷台数が4G通信対応端末を超えたとしています。
 
今後さらに5G通信対応スマートフォンの価格が下がることにより、アジア太平洋、中東、ラテンアメリカといった地域でも普及が進むでしょう。

iPhoneの存在感が圧倒的

Counterpointは北米と西欧におけるiPhoneの存在感が圧倒的だとしています。
 
iPhoneは北米において50%以上、西欧でも30%以上の販売シェアを占めたとのことです。
 
StatCounterの調査では日本でもiPhoneは高いシェアを誇っています
 
iPhoneユーザーのなかにはまだ5G通信対応端末を使っていない人も多く、今後も5G通信対応iPhoneへのアップグレード需要により継続的に5G通信対応スマートフォンの販売に貢献すると考えられています。

 
 
Source: Counterpoint via AppleInsider
(ハウザー)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA