Appleは、「Android TV」と「Google TV」向けApple TVアプリの最新アップデートで、同アプリから、テレビ番組や映画を購入及びレンタルできる機能を削除しました。
新たなコンテンツの購入及びレンタルが不可に
Apple TVアプリが、昨年初めにGoogle TVで、夏にAndroid TVで提供開始された際には、iTunes Storeからコンテンツを購入及びレンタルしたり、Apple TV+にアクセスできる機能が搭載されていました。このアプリは、「Nvidia Shield」や「Google Chromecast」などのデバイスで利用できます。
最新アップデートでは、Android TVあるいはGoogle TV向けApple TVアプリ上でのコンテンツの購入やレンタルができなくなりました。これまで購入ボタンだったものは、「視聴方法」というボタンに置き換えられ、このボタンを押すと「iPhone、iPad及びその他のストリーミングデバイス上のApple TVアプリで購入、レンタル、またはサブスクリプション登録できます」と表示されます。
過去に購入したものは引き続き視聴可能
今回のアップデートにより、新たなコンテンツの購入やレンタルはできなくなったものの、過去にApple TVアプリ上でレンタル及び購入したコンテンツは引き続き視聴可能です。Apple TVアプリを更新しなかったユーザーは、これまでと同様に映画やテレビ番組のレンタルや購入ができるようですが、いつまでそれが可能なのかについては不明です。
手数料率が関係か
FlatPanelsHDによると、AppleがAndroid TVとGoogle TVのアプリをダウングレードした理由は不明ですが、手数料率が関係している可能性があるとのことです。Appleと同様に、Googleもアプリ内課金に30%の手数料を課していますが、これまで全てのアプリ内課金がその対象になっていたわけではありません。Googleが新しい条件を提示したため、Appleがアプリをダウングレードした可能性があるとしています。
今回の変更は、ソニーのブラビアの一部機種など、Android TVやGoogle TVをネイティブに搭載するスマートテレビにも適用されるようですが、Apple TVアプリを搭載するその他のスマートテレビに影響はないとのことです。
Source:FlatPanelsHD via MacRumors
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-446210/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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