調査の結果、スマートフォン市場におけるプレミアム価格帯で2021年、すべての地域でiPhoneが首位の座を獲得したことが分かりました。
すべての地域でAppleが首位獲得
一般的に400ドル(約48,000円)以上の価格のスマートフォンは、比較的高額なデバイスであることを示すプレミアム価格帯に位置付けられます。
このプレミアムスマートフォン市場は、2021年に前年比24%増と大幅な伸びを示しましたが(全スマートフォン市場は7%増)、中でも顕著な勢いを見せたのがiPhoneです。
調査企業Counterpointによると、2021年に世界で最も売れたスマートフォン10モデルのうち7モデルがiPhoneシリーズだったほか、北米や中国、西欧などすべての主要地域で、プレミアム価格帯で首位の座をiPhoneが獲得したそうです。
2017年以来のシェア
Appleは正確な販売台数を公開していないため、Counterpointの独自調査ではありますが、プレミアム価格帯での圧倒的な存在感はグラフを見れば一目瞭然でしょう。同価格帯でAppleが60%のシェアを有したのは、2017年以来のこととなります。
Counterpointは、iPhoneが近年稀に見る好調な売上を見せたことについて、新型コロナウイルス(COIVD-19)感染症のためにiPhone12シリーズの発売が遅れ、売上が2021年にずれ込んだこともAppleのシェアを押し上げた要因の一つだと指摘します。
また、米国の禁輸措置によって急速に存在感を失ったHuaweiのシェアをAppleが奪った格好ですが、この傾向は今後も続いていくだろうとCounterpointは分析しています。
Source:Counterpoint via AppleInsider
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-446547/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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