同じ日本でも、住む地域によって水の味は意外と違うもの。だとすれば、同じお米でも、炊飯に使う水によって炊き上がりに違いが出るんじゃないの?
そこに目をつけたのが東芝の新製品「RC-10ZWT」(予想実勢価格:14万円前後)。おいしさをひきだす大火力、米の銘柄による炊き分けに続いてこだわったのは、全国各地で異なる水の硬度です。
東芝の炊飯器といえば、パワフルな火力と絶妙な火加減調節でかまど炊きのおいしさを実現する炎匠炊き(ほのおたくみだき)。真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWT」は、そのフラッグシップモデルとして登場するハイエンドモデルです。
徹底した火加減へのこだわりに続いて同社が注目したのは、炊飯に使用する水道水の硬度。水の硬度を構成する要素にカルシウムの含有量がありますが、炊き上がったごはんの粘りとかたさは、このカルシウム量が大きく関係します。カルシウムを多く含む高硬度の水では米の吸水が阻害され、パサパサしたかたい炊きあがりになってしまうことがあり、ふっくら甘く炊き上げるには硬度30mg/L前後の水が理想的だそう。
日本は一般的に100mg/L以下の軟水が多いとされますが、さらに都道府県別に比べると、地域による平均硬度の差は65mg/L以上もあることが判明。炊飯に理想的とされる硬度30mg/Lの水が出る地域は少なく、これでは炊き上がりに違いが出るのも当然です。
そこで、地域で異なる水硬度に合わせて炊き方を調節する“水硬度炊き分け”機能を新開発。炊飯時にあらかじめ使用する水の硬度を設定して、かたさと粘りのバランスがいい炊き上がりを可能にします。
また、東芝自慢の火力制御もいっそう進化。米のおいしさを引き出す1420Wの大火力に加え、熱対流の回転方向を内回り・外回りに切り替え全体を高温かつムラなく加熱できる方式を開発。パワフルな火力と細かな火加減で米本来の甘みをまんべんなく引き出します。
もちろん、おなじみの真空吸水、食感による炊き分け機能、66種類もの銘柄別炊き分け機能も搭載。直感的に操作可能な見やすいカラータッチ液晶も装備し、水の硬度や炊飯コース、食感など、細かい設定もスムーズに操作できます。本体色はグランブラック、グランホワイトの2色展開。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/440057/
- Source:&GP
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