Appleが、ハードウェアのサブスクリプションサービスや、Apple Pay Laterなどの新サービス導入を見据え、独自の決済技術や基盤となる金融インフラを開発中のようです。Bloombergが伝えています。
「ブレイクアウト」計画が進行中
Appleはすでに金融関連サービスとして、独自ブランドのクレジットカードApple Cardや決済システムApple Payを展開しています。そして現在、iPhoneなどのハードウェアのサブスクリプションサービス、さらに独自の後払い決済サービスも開発中だと先日報じられました。
BloombergによればAppleは今後数年かけて、支払処理、融資のリスク評価、詐欺解析、信用チェックなど、幅広い金融サービスを社内で行えるよう、システムの開発および構築を手掛ける計画で、社内ではこの一連の計画を「ブレイクアウト(Breakout)」と通称しているとのことです。
最初のサービスは「Apple Pay Later」か
Appleは現在、クレジットカードの発行やアカウント管理に「CoreCard」システムを使用しています。しかし現在すでに独自のシステム開発に取り組んでおり、将来的にはカード発行を含むクレジットカード関連業務をすべて社内で行う見通しです。
先日明らかになったイギリスのCredit Kudosの買収も、この新しい金融システム開発に関連していると見られています。
その新システムを利用した最初のサービスとなるのが、後払い決済サービス(社内では「Apple Pay Later」と通称)になると、Bloombergは報じています。
Source:Bloomberg
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-447710/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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