おしゃれでシンプル!小ぶりなナタを焚き火のお供に

焚き火の楽しむ際に1本あると助かる鉈(なた)。焚き付け作りの際に枯れ木の枝を落としたり、太い薪を小割りにしたりと、焚き火周りで活躍してくれます。

とはいえ、大きな鉈を持ち運ぶのは荷物になるし、そこまでのものがあっても持て余す。そんな人には、Nicetime Mountain Galleryの「NMG 001 Nata S」(1万7600円)がいいかも。昨年発売された「NMG 001 Nata」の刃渡りをひと回り小さくした、持ち運びも使い勝手も“ちょうどいい”サイズ感の1本です。

サイズは、250×70×20mm、重さは412g。太い薪をふたつに割るといった用途には向いていないかもしれませんが、薪を小割りにしたり、小枝を払ったり、燃えやすいよう薄く割いたりといった細やかな作業に向くコンパクトさと軽さで、女性でも取りまわしやすいのが特徴です。

刃部は、刃物で有名な新潟県三条市のメーカーである皆川農器製造との共同開発。6mmのステンレス材を使用して強度を確保し、腐食しにくいようブラスト加工。薪割りに適した両刃仕上げで、薪に最適な角度で当たるよう、刃先にかけて緩やかな角度をつけているのもポイントです。

グリップはシリコンゴム製で、薪を割る際の衝撃を緩和。また表面に特殊加工を施すことでグリップ力をアップさせています。また安全ストラップは握ったときに紐の厚みが邪魔にならない構造にするするなど、細かい点にも配慮。

グリップ内部には強度を保ちつつ軽量化を施し、刃先に重心を置く設計で、無理な力を込めずとも振り下ろしやすくなっています。

専用の収納ケースは、LWG(レザーワーキンググループ)認定の環境に優しいレザー使用していて、腰ベルトなどに装着することができるストラップホールを装備しています。

グリップや紐のカラーは、charcoal grey、forest green、stone beigemというアウトドアギアではあまり見ない淡いカラーリングの3色展開で、フィンランドでデザインを学んだデザイナーの熊野亘氏による、ムダを省いたシンプルかつ洗練されたデザインも魅力。持っているだけ、眺めているだけでも所有感が満たされそうなアイテムです。

>> Nicetime Mountain Gallery

<文/&GP>

 

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