Appleが拡張現実(AR)/仮想現実(VR)のヘッドセットの開発に着手し始めてかなりの年月が経ちますが、発売は2023年初頭まで現実的でない、と米メディア9to5Macが伝えています。
アナリスト観測では2023年始めに登場
Haitong International Securitiesのアナリスト、ジェフ・プー氏の見立てによると、2023年第1四半期(1月〜3月)に何らかの理由でAppleの複合現実(MR)ヘッドセットに遅延が生じる可能性があるとのことです。
プー氏はデバイスの予想出荷台数は100万〜150万台となるともメモの中で述べています。
独自設計のチップが差別化要素の1つに
プー氏のメモによれば、AppleのAR/VRヘッドセットには、カメラを含む10個以上のセンサーが組み合わされ、ソニー、Will Semi、Sunny Opticalなどの部品サプライヤーが恩恵を受ける見通しであるとのことです。
また、ヘッドセットには独自設計のチップが採用される予定で、これが競合他社に対する差別化要因の1つとなる見込みです。
ガーマン氏の予測も最近発表
Apple社内に独自の情報筋を持つBloombergのマーク・ガーマン氏も、今年6月のWWDC 2022でのMRヘッドセット発売は論外であり、実際に導入に至るのは2022年秋〜2023年夏の間だろう、と最近述べたばかりです。
AppleのAR/VRヘッドセットは、2つのMicro OLEDディスプレイと1つのAMOLEDパネルを組み合わせた“革新的な3ディスプレイ構成”となり、環境とジェスチャー検出のための高度なセンサー群の搭載が見込まれています。
Source:9to5Mac
Photo:adrstudiodesign
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-449925/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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