4月のアップデートを適用したWindows 10およびWindows 11において、Webブラウザが開けない不具合が発生しているようです。
エラーコード 0xc0000022によりEdge、Chrome、Firefoxといったブラウザが開けなくなったという現象が報告されています。
この現象は以下のアップデートを適用したPCで発生しています:
- Windows 10: KB5012599
- Windows 11: KB5012592
これらのアップデートを適用後にEdge、Chrome、Firefoxといったブラウザを開こうとすると、アプリケーションエラー(エラーコード: 0xc0000022)が発生するとのことです。
VivaldiやBraveといったブラウザは問題なく立ち上がり、上記のアップデートをアンインストールするとエラーは起きなくなると報告されています。
ウイルス対策アプリとの相性が原因の可能性
このエラーが起こる原因として、ウイルス対策アプリとの相性が指摘されています。
ウイルス対策アプリを含むセキュリティ関連製品を開発しているESETによると、同社製品をインストールしたWindows 10/11において以下の現象が起きることを確認しているとのことです。
- 同社アプリによる保護されたブラウザを開始できないというエラー(エラーコード: 0x847695d2)が発生
- ブラウザ立ち上げ時にアプリケーションエラー(エラーコード: 0xc0000022) が発生
対象ブラウザはEdge、Chrome、Firefoxとされています。
ESETは同社製品を使っているユーザーに対し、以下2つの回避策を提示しています。
- ESET LiveGridを有効にする
- セキュアブラウザを無効にする
他社のウイルス対策アプリについては不明ですが、同様のエラーが起きている場合はアップデートをアンインストールするか、ブラウザのセキュリティ拡張機能を無効化することで回避できるかもしれません。
Source: Windows Latest, キヤノンITソリューションズ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-449976/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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