人気のスマホモデルから発せられる電波の比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)を計測し、比較したチャートが公開されました。iPhone13 Proの電波の強さは他社デバイスと比べてどうだったのでしょうか?
ドイツの連邦放射線防護局のデータを元にしたチャートが公開
デバイスの熱作用を評価する量として SARというものがあります。SARとは生体が電磁界にさらされることによって、単位質量あたりの組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のことで、単位はW/kg(ワット毎キログラム)で表されます。
ドイツの連邦放射線防護局(Bundesamt für Strahlenschutz)が、人気のスマホモデルのSARを計測し、Visual Capitalistがそれをわかりやくチャート化しています。
人気端末のSARは?
人気端末のSARのチャートを表にすると、以下のとおりになります。
モデル名 | SAR (W/kg) | 発売年 |
---|---|---|
Motorola Edge | 1.79 | 2020 |
OnePlus 9 | 1.26 | 2021 |
OPPO Find X3 Pro | 1.17 | 2021 |
Google Pixel 6 | 1.00 | 2021 |
iPhone13 Pro | 0.99 | 2021 |
iPhone12 | 0.98 | 2020 |
Motorola Edge 20 Pro | 0.93 | 2021 |
Samsung Galaxy S21 Ultra | 0.71 | 2021 |
Google Pixel 5a | 0.47 | 2021 |
Huawei Mate 20 Pro | 0.40 | 2018 |
現在のところ、携帯電話の放射線の有害な影響を証明する重要な研究は発表されていません。
しかし、長時間デバイスに触れている人は、少なくとも放射線の被ばく量を定量化し、自分のニーズに合ったブランドを選択することができる、とVisual Capitalistはコメントしています。
Source:Bundesamt für Strahlenschutz via Visual Capitalist, 総務省
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-450275/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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